ひとつの旅の到達点であるとともに、新たな出発点でもある
本州の北端で、海の先にある北の大地と向かい合う。
NSXとともに青森をゆく。
本州最西端の山口県から1,500kmあまり。
本州の北端のひとつ、津軽半島の果てに位置するのが龍飛崎。
およそ20kmに及ぶ爽快なワインディングロード、竜泊ラインを
行った先には、歌にも歌われてあまりに有名な津軽海峡が現れる。
十和田湖を源とし、豊かな森を潤しながら流れる奥入瀬渓流。
木々のトンネルの下を悠々と走りながら楽しむ、十数カ所の滝や
軽石や火山灰の堆積によって生成された奇岩などの景勝の数々。
四季折々の美しさを堪能できる。
日本を代表する、勇壮な火祭りである「青森ねぶた祭」や
北東北における交通・経済・文化の拠点としての賑わい。
食や文化など様々な魅力を持ち、多くの人々の心を惹きつける。
「アートを通した新しい体験を提供する開かれた施設」を
コンセプトとした美術館が「十和田市現代美術館」だ。
作品が展示されるスペースは様々な方向に向かったガラスの開口を持ち
アートが街に対して展示されるかのような開放的な構成となっている。