Enjoy Honda SPORTS DRIVE!

Enjoy Honda SPORTS DRIVE!REALHRC(Honda Racing Corporation)ドライバーもHonda のSPORTSモデルを楽しみたい[鷹栖冬編]#CIVIC #INTEGRA #ZR-V #S660 #ドライビング #VTEC #TYPE S #RS
2025.2.21

SPORTS DRIVE WEBでは、日本国内の主要レースに参戦しているHRC(Honda Racing Corporation)ドライバーによるHonda車のインプレッションをさまざまな企画で実施しています。そうした映像を制作するなかで、HRCドライバーから「Honda車を走らせるとどれも本当に楽しいので、もっといろいろなクルマに乗ってみたい」という声が挙がっていました。
そこでSPORTS DRIVE WEBでは、HRCドライバーにさまざまなHonda車で走ってもらい、SPORTSモデルの楽しさをもっと伝えていくことにしました。まずは冬の北海道・鷹栖プルービンググラウンド編です。HRCドライバーが雪のテストコースでHonda SPORTSモデルをとことんエンジョイしています。ぜひ映像をご覧ください!

冬の鷹栖に4台の新旧Honda SPORTSモデルが集結

氷点下約4℃、例年より高いとはいえ、酷寒の鷹栖プルービンググランドに運び込まれたのは、4台のHonda SPORTSモデル。2024年9月13日に発売されたCIVIC RS(1.5L DOHC VTEC TURBO 駆動方式:FF)と、雪で走らせてみたい一台としてZR-V(e:HEV 駆動方式:リアルタイムAWD)、リア駆動で楽しめるS660(0.66L DOHC TURBO 駆動方式:MR)、そして2004年発売のINTEGRA TYPE Sの訓練車(2.0L DOHC i-VTEC NA 駆動方式:FF)です。
訓練車とは、Hondaのドライバー訓練を行う車両で、VSA(ビークルスタビリティアシスト:ABS機能、TCS機能および横滑り抑制機能を総合的に制御し、急激な車両の挙動変化を抑制しようとするための予防安全システム)をオフにできる車両です。

HRCドライバー6人が参加

参加したHRCドライバーは、SUPER FORMULAやSUPER GTなどで活躍する6名。伊沢拓也塚越広大野尻智紀大津弘樹大草りき佐藤 蓮選手です。
塚越選手は、SPORTS DRIVE WEBでCIVIC e:HEVのインプレッションにも参加してもらっていて、ZR-Vのオーナーでもあります。野尻・佐藤選手は、以前にCIVIC RSCIVIC e:HEVのインプレッションを行ってもらいました。伊沢選手は、2022年のCIVIC TYPE Rの鈴鹿サーキットでのタイムアタックのほか、山本尚貴選手とN-ONE RSとCIVIC TYPE Rのコンテンツに参加してもらった選手です。

(左から)大津 弘樹選手、塚越 広大選手、大草 りき選手、野尻 智紀選手、伊沢 拓也選手、佐藤 蓮選手

リア駆動のS660で走りを楽しむ

伊沢選手がS660のステアリングを握り、大草選手が助手席でインプレッションを開始。雪が少なくほぼ凍結した路面を走りました。大草選手が、氷上でもステアリングの初期の反応がよく、しっかりと舵が効き安定して曲がるS660のステアリングフィールを賞賛した直後に、「でもリアが出てる!」との伊沢選手のコメントに爆笑。滑りやすい氷上でリアが流れてもコントロールの範囲にあり、安心感があると率直なコメントを語っていました。さらに、エンジンの振動と音を背中から感じるS660の魅力にも言及していました。
そして、夏のドライ路面でも冬の雪道でもクルマにとって過酷なテストができる鷹栖プルービンググラウンドがあることに、Hondaの走りへのこだわりを感じていました。鷹栖は、初代NSXが開発テストを行ったドイツ・ニュルブルクリンク北コースの厳しさを凝縮し、1993年につくり上げたテストコースです。そこから30年以上にわたりHondaは、鷹栖でクルマの走りを鍛え、Honda車ならではのDNAを受け継ぎながら走りの楽しさを追求し続けています。

CIVIC RSは冬の鷹栖でも楽しい!

CIVIC RSでは、野尻選手がステアリングを握り、助手席に塚越選手が乗ってインプレッションが始まりました。野尻選手、塚越選手とも、夏の鷹栖のインプレッションで走ったことを思い返し、「CIVICは、RSもe:HEVもすごく安定性が高いから、前回初めて鷹栖を走ったときも楽しむことができたね」と意気投合。しっかりとしたサスペンションのフィーリングで、夏にかなりスポーティーな走りができるしっかりとした足まわりなのに、雪でも変わることなく安心して走りを楽しめる懐の深さを持っており、たとえグリップの限界を超えて滑り始めたとしてもコントロールしやすいので楽しめると語っています。
続いてステアリングを握った佐藤選手、助手席の大津選手もCIVIC RSのアジャイルハンドリングアシスト、VSAの制御の自然さ、精密さを賞賛。佐藤選手も野尻選手とともに夏にCIVIC RSを走らせた経験があります。CIVIC RSの素直な走り、FFでありながらアンダーステアが出にくい感動的なドライブフィーリングを雪の路面でも確かめていました。その結果、優れたシャシー性能に加え、素晴らしい制御で安心感があるから一般の方でも運転しやすいだろうし、路面状況を超越する走りの楽しさがあることを確認できたようです。

INTEGRA TYPE Sはドライバーに強く語りかける

INTEGRA TYPE Sのステアリングを握った塚越選手は、この時代のHonda SPORTSモデルはドライバーに求めてくるものがあるとインプレッション。助手席の野尻選手も、確かに「お前もうちょっと走れよ、俺もっとできるぜ!」とクルマが言ってくると感じたようです。
今回、新しいCIVIC RSやZR-Vとも乗り比べ、制御の進化で新しいクルマの方がより多くの人が楽しめる運転のしやすさはあるが、いつの時代もHonda SPORTSモデルはドライバーを楽しませてくれることを基本にしていることをあらためて実感していました。

ZR-Vに乗りながらHonda SPORTSモデルの次元の高さを語る

今回の雪上・氷上インプレッションで、普段出会うことのない、限界を超えた時のクルマの挙動とそのコントロールを低い速度で体験することができ、高いレベルの制御が備わっていることを実感できたと、ZR-Vのステアリングを握る伊沢選手と助手席の大草選手が心を込めて語っていました。
さらに伊沢選手は、S660やINTEGRA TYPE Sは純粋に楽しさを感じ、CIVIC RSやZR-Vは、「進化した制御で守られながらも、タイヤをすごく身近に感じるステアリングフィールがあるから運転を楽しめる」ことに言及。それが今のHonda SPORTSモデルの楽しさの秘訣なのではと分析していました。ZR-Vについては、リアが出ないように抑えながらフロントをすごく曲げてくれるとインプレッションし、この理想的な制御をSUPER GTのレーシングマシンにも欲しいと語っていました。

安心感があるからいつの時代もHonda SPORTSモデルは楽しい!

さまざまな雪上・氷上路を走ったHRCドライバーからは、「滑りやすい状況でも、コントロールしやすいからすごく楽しい」「安心感があるからこそ楽しめる」とのインプレッションが異口同音に聞かれました。
ドライバーに安心感を提供し、その上で操る楽しさを提供する。雪のシチュエーションを走り、単に言葉だけで謳っているのではなく、乗ることでわかる、リアルな“操る楽しさ”がいつの時代のHonda SPORTSモデルにもあることを実感することができました。

HRCドライバーのEnjoy Honda SPORTS DRIVE ! REAL[鷹栖冬編]映像

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