MONTHLY THE SAFETY JAPAN●2001年3月号


特集:効果検証を活かした 安全運転普及活動のあり方
           〜二輪編〜



二輪のお客様を対象とした安全運転普及活動は、大きく分けて2つあります。1つは二輪販売店のライディングアドバイザーによる店頭での安全活動。もう1つが交通教育センターなで行なわれているHonda・モーターサイクリスト・スクール(HMS)ならびに女性を対象にしたビューティライディングwithチームマリなどでのスクールの教育活動です。今号ではこれら3つの教育活動の効果検証の結果とそれを踏まえ現場で活躍している4名にお話を聞きました。



●ライディングアドバイザー
販売店の安全指導に満足85.5%

グラフ
 昨年、新しく二輪車を購入された16歳から70歳を超える方までのお客様、551人を対象にアンケート調査を行ないました。「販売店での店頭指導の満足度」については、「非常に満足」12.9%、「満足」45.2%、「やや満足」27.4%で、あわせると85・5%の方が、ライディングアドバイザーの安全指導に満足されていることがわかりました


●Hondaモーターサイクリスト・スクール(HMS)
受講によって運転技術や安全意識が
向上したライダー85%以上

 昨年、HMSの受講者と非受講者との比較を郵送によるアンケート調査で行ないました。回答者数は受講者1112人(うち普通二輪214人、大型二輪825人、その他73人)、非受講者431人(うち普通二輪155人、大型二輪242人、その他34人)です。運転技術や安全意識の向上について、普通二輪では「そう思う」が45%、「ややそう思う」を合わせると85%以上の人が向上したと答えています。大型二輪はさらに多くなり「そう思う」が60%を超え、「やや思う」を合わせると90%を超える高い数値になっています。


●ビューティライディングwithチームマリ
9割以上の人が
女性スクールの良さを感じている

 1997年から99年までの3年間の全参加者にアンケートを郵送し235名から回答を得ました。女性インストラクターによる女性のためのスクールについては9割以上の参加者が「良い」と高い評価をしていることがわかります。


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