• リコール届出番号:5095
  • 届出日:令和4年2月3日
    開始日:令和4年2月3日

CBR1000RR-Rのリコール

概要

不具合の部位(部品名)

原動機(オイルクーラーアウトレットパイプ)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

原動機において、オイルクーラーアウトレットパイプ樹脂ホース部の遮熱対策が不適切なため、1速ギヤの高回転域で先行の大型車等との車間距離が短い追従走行を行うと、排気管の輻射熱で当該ホースの表面部が溶融することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、ホースに亀裂が発生し、エンジンオイルが漏れ、漏れたオイルが排気管に付着して発煙し、最悪の場合、オイルが後輪タイヤに付着して転倒するおそれがあります。

改善箇所説明図

改善措置の内容

遮熱板を追加するとともに、オイルクーラーアウトレットパイプを新品に交換します。なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、使用者に当該不具合の内容を周知するとともに、1速ギヤでの走行に関する注意事項を案内し、準備ができ次第、交換します。

自動車使用者及び自動車特定整備事業者等に周知させるための措置

・使用者:ダイレクトメール等で通知します。

・自動車特定整備事業者等:日整連発行の機関誌に掲載します。

対象範囲

車名

型式

通称名

対象車の車台番号の範囲及び製作期間

対象車の台数

ホンダ

2BL-SC82

CBR1000RR-R

SC82-1000009~SC82-1001485
令和2年3月31日~令和3年11月22日

1,474

 

(計1型式)

(計1車種)

(製作期間の全体の範囲)
令和2年3月31日~令和3年11月22日

(計1,474台)

  • ※対象範囲の一部には、改修対象ではない車両も含まれています。