燃料装置(燃料ポンプ)
燃料ポンプ内の樹脂製ブラケットが、燃料ポンプ製造時に使用した試験油に長期間浸漬されると、その後ガソリンを給油した際に、ガラス繊維の配向の影響により不均一な膨潤となり、インペラと干渉することがあります。そのため、停車中に膨潤が進んで干渉部の抵抗が大きくなると始動できなくなるおそれがあります。又は、使用に伴い干渉部分から摩耗粉が生じ、走行中に摩耗粉がブラケットとインペラ間に噛み込むと燃料ポンプが停止してエンストし、再始動できなくなるおそれがあります。
燃料ポンプユニットを対策品と交換します。
・使用者:ダイレクトメール等で通知します。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
・改善実施済車には、その旨を点検整備記録簿に記載します。
車名 |
型式 |
通称名 |
対象車の車台番号の |
対象車の台数 |
備考
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AA04-1000201~AA04-1012806 |
12,597
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AA04-3000201~AA04-3010962 |
10,762
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AA04-3080201~AA04-3081782 |
1,582
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JA10-1000212~JA10-1011818 |
11,554
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JA10-3000201~JA10-3002757 |
2,557
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JA10-3080201~JA10-3086418 |
6,218
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JA10-4000201~JA10-4001851 |
1,651
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(計2)
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(計7車種)
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(製作期間の全体の範囲)
平成23年12月13日~平成25年7月18日 |
(計46,921)
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