①補助制動灯(ハイマウントストップランプ)
②燃料装置(燃料タンク)
①補助制動灯において、内部基板のプリント配線の位置設定が不適切なため、走行中の振動により当該基板を固定するねじとプリント配線が干渉するものがあります。そのため、プリント配線の絶縁処理が削れ、その状態でブレーキ操作を行うと電源回路が短絡し、ヒューズが溶断して、メータ内警告灯の点灯、マルチインフォメーションディスプレイの警告表示、補助制動灯及び制動灯が不灯となる、または、エンジンの始動ができなくなるおそれがあります。
②樹脂製左右燃料タンクにおいて、溶着設備の条件設定が不適切なため、左右燃料タンクを連結するクロスオーバーインレットの接合面が部分的に溶け込み不足となっているものがあります。そのため、走行中の振動等により当該接合面が剥離し、燃料が漏れるおそれがあります。
①補助制動灯を対策品と交換します。
②左右燃料タンクを良品と交換します。
・使用者:ダイレクトメール等で通知します。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
・改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアストライカー付近に外№2715のステッカーを貼付します。
車 名 |
型 式 |
通称名 |
対象車の車台番号の範囲及び製作期間 |
対象車の台数 |
備 考 |
ホンダ |
CAA-NC1 |
NSX |
NC1-1000001~NC1-1000256 |
253 |
①153 ②253 |
NC1-1100001~NC1-1100126 |
109 |
②109 |
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(計1) |
(計1車種) |
(製作期間の全体の範囲) |
(計362) |
①153 ②362 |