(1)ナビゲーションシステムのプログラムが不適切なため、処理が正しくできないことがある。そのため、高速道路走行時のアイコンが正常に表示しないおそれがある。 また、ハンズフリーで電話する際に送話音声が歪むため、相手側が聞き取りにくくなるおそれがある。
フロントカメラ等の用品を取付けた車両では、カメラ画像信号の切り替え処理が正しくできなくなることがある。そのため、カメラ画像のアイコンが正しく表示しないおそれがある。
(2)前席ドアに組み付けたスピーカーの補強枠に亀裂が発生したものがある。そのため、雨天走行時や洗車の際にドア内に入った水がスピーカーにかかると亀裂部より室内に水が浸入するおそれがある。
(3)キーレスエントリーシステムのプログラムが不適切なため、システムが正しく信号処理できないことがある。そのため、キーレスでドアロックを開錠してもドアアウターハンドルの照明が点灯しないときがある。 また、イグニションオフのタイミングによっては、運転席ドア内側に組み付けたスイッチ類の照明が点灯しないときがある。
(4)トランスミッション制御用ECUの故障診断プログラムが不適切なため、作動油の温度が低い冷機発進直後の特定走行条件で故障診断制御になることがある。 その際、ロックアップが働いた状態で減速を続けると、極低車速で車体が振動するおそれがある。
(5)インテリジェントナイトビジョンシステムの映像信号処理プログラムが不適切なため、正常に動作しているにもかかわらず、メーター内の警告灯が点灯するとともに「ナイトビジョンシステム点検」の文字を表示するおそれがある。
(6)スマートカードキーシステムにおいて、カードキーを車内の微弱電波領域に置くと、周囲の電波状況やカードキーの電池状態によっては車両との通信が正常におこなわれないことがある。 そのため、降車してドアを閉めると、カードキーを持って車外に出たと判断し、ドアが施錠されるおそれがある。なお、イモビライザーキー(メカニカルキー)及び電波式スイッチでのドア施錠・解錠は行える。
(7)スマートカードキーシステムの制御ユニットのプログラムが不適切なため、システムが正しく信号処理できないものがある。そのため、ドア外側ハンドルタッチセンサーによるドアの解錠が1回目のみできないものがある。 また、当該制御ユニットがオートロック機能の故障診断中に外部からの特定周波数を受信すると、オートロック機能が停止するものがある。そのため、カードキーによるドアの施錠ができないおそれがある。ただし、補助キー及び電波式スイッチでのドア施錠・解錠は行える。
(1)ナビゲーションシステムのプログラムを書き換える。
(2)前席左右ドアのスピーカーを対策品に交換する。
(3)キーレスエントリーシステムの制御ユニットを対策品と交換する。
(4)トランスミッション制御用ECUのプログラムを書き換える。
(5)インテリジェントナイトビジョンシステムの制御ユニットを対策品と交換する。
(6)運転席側センターピラー下部に注意事項を記載したラベルを貼り付ける。また、注意事項を記載したスマートカードキーと交換する。
(7)スマートカードキーシステムの制御ユニットを対策品と交換する。
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車名
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型式
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通称名
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対象車の車台番号の範囲及び製作期間
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台数 |
備考
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ホンダ |
DBA-KB1 |
レジェンド |
KB1-1000053~KB1-1004547 平成16年9月22日~平成17年3月26日 |
4,493 |
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(計1)
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(計1車種)
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(製作期間の全体の範囲)
平成16年9月22日~平成17年3月26日 |
(計4,493台) |