牡蠣打ちを見学したら、
おいしい牡蠣の試食へ!
陸に戻って牡蠣打ち場に移動します。「打ち娘さん」と呼ばれる方々が、次から次へと牡蠣を剥いていました。
広島では「牡蠣打ち」と呼ばれる鉤の付いたハンマー状の器具を使って、牡蠣を剥き身に加工していきます。そのペースは5〜6秒に1個と、超早業です。
水揚げされた牡蠣は、まず洗い場でゴミや帆立の貝殻が取り除かれます。漁師さんによる選別もまた、驚くような早さ!
綺麗になった牡蠣は一昼夜水槽に漬け込まれます。これを浄化といい、体内に溜め込んだ細菌やウィルスを牡蠣に吐き出してもらう工程です。
牡蠣打ち場でも島田さんからたくさんお話を伺えました。1日で牡蠣博士になれるかも。
広島では「牡蠣打ち」と呼ばれる鉤の付いたハンマー状の器具を使って、牡蠣を剥き身に加工していきます。そのペースは5〜6秒に1個と、超早業です。
水揚げされた牡蠣は、まず洗い場でゴミや帆立の貝殻が取り除かれます。漁師さんによる選別もまた、驚くような早さ!
綺麗になった牡蠣は一昼夜水槽に漬け込まれます。これを浄化といい、体内に溜め込んだ細菌やウィルスを牡蠣に吐き出してもらう工程です。
牡蠣打ち場でも島田さんからたくさんお話を伺えました。1日で牡蠣博士になれるかも。
広島はもともと剥き牡蠣の文化で、その多くが加熱用で、加工品に多く使われています。風森さんは、生食用と加熱用の違いがわかりますか?
生食用と加熱用の違いは鮮度ではなく、獲れる海域の違いですよね。指定された海域で獲れたものだけが生食用にできると教わりました。
さすが、よくご存じですね! 加えて、海域の他に生食用と加熱用を分けているのが、水揚げ後に行う「浄化」です。
牡蠣を無菌化した水に漬けて洗浄する工程を「浄化」と言って、獲れる海域によっては生食用の牡蠣は浄化が必要な場合があります。加熱用の牡蠣には浄化義務がないのですが、私たちの牡蠣は加熱用でも必ず浄化してから牡蠣打ちに回しています。やっぱり安心して食べていただきたいですからね。
安全に食べられるのは、私たち消費者にとってもうれしい限りです!
そう言っていただけると励みになります! 最後にお食事を用意しているので、ぜひ召し上がっていってください。
「かきの水揚げ体験」のラストは、牡蠣小屋でのお食事です。島田水産さんの牡蠣を用いた牡蠣雑炊と焼き牡蠣をいただきます。
見てください、このぷっくりとした牡蠣。お出汁の上品な色も食欲をそそりますよね。
お椀に盛っている最中から牡蠣の香りがすごい。
では、いただきます!
広島の牡蠣って、なんで加熱してもこんなにプリプリなんですか?
加熱用の牡蠣が育つ海域の方が栄養豊富な傾向にあるので、広島の牡蠣は太って味が濃くなりやすいんです。身がしっかり締まっているので、加熱しても小さくなりにくいんですね。
なるほど納得です。一般的には殻が付いた生食用の牡蠣が重宝されがちですが、料理に合わせて生食用と加熱用を分けて使うのがいいんですね。
その通り! それぞれの良さがあるとわかってもらえると嬉しいです。
「かきの水揚げ体験」、最高に面白かったです! ありがとうございました。
水揚げの見学もおいしい食事も済ませたので、キャンプご飯用の牡蠣を見繕います。
今回は調理しやすい剥き牡蠣の袋詰めを購入。最高のメイン食材をゲットできました!
これだけあれば牡蠣は十分。次は地域の食材を求めて、まちの駅へ向かいます!