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2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第13戦 イタリア
 
  2001年 9月16日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:薄曇り 気温:22.2℃ コースコンディション:ハード/スリッピィ 観客:17,000人  
     
  ボレー、接触とエンジンストップでラストから15位まで追い上げゴール  
 
 
決勝では、トップ3のラップタイムで追い上げるボレー 予選の序盤にトップタイムをマークしたボレー 決勝朝のウォームアップで、最後のセッティング中のボレー 決勝、ラストから追い上げるボレー
 
 

予選3番手と好タイムで挑んだ第13戦イタリアGPのボレーは、9番手前後からのスタート。更にオープニングラップにはポジションを6番手前後までアップと勢いを見せるも、他車と接触して転倒となりポジションを落とす。そして追い上げ中にも、今度はエンジンがストップという不運が続き、ポジションはラストまで後退。しかし気持ちを入れ替えて再スタートしたボレーは、ポイント圏内の15番手まで追い上げる走りを見せた。

 
   

シーズン開幕戦前にはキャンセルとなっていたイタリアGPだったが、シーズン半ばには、プロモーターとイタリア・モーターサイクル協会の話し合いが進み、当初に予定されていたミサノ・サーキットから、カステリオーネ・デルラゴに移され、無事に開催となった。会場はフィレンツェの南に約200キロ、ちょうどローマとの中間地点から、やや東に入った町で、過去にも幾度もグランプリが開催されている。コースコンディションはイタリアらしいハードな土質で、大小のジャンプが多く組み込まれている。

金曜日には雨が降り続き、気温も低めであったが、土曜日の予選には青空が顔を見せて、絶好調のコンディションとなった。ハード路面を得意とするボレーは、予選が始まって15分前後に、1分55.899秒のトップタイムを叩き出した。しかし、30分過ぎにはC.フェデリッチ(Yamaha)が、地元イタリアの声援を受けてトップを奪うも、更にM.ピション(Suzuki)がタイムをアップ。しかしラストラップに、再びフェデリッチがポールポジションを獲得した。トップはフェデリッチの1分54.541秒、2番手にピションの1分54.765秒、そしてボレーは3番手の決勝グリッドを獲得する。

決勝
土曜日の夜、コースには大量の水撒きが行われ、決勝の朝にはマディでスリッピィなコンディションと一変した。主催者はコース場のマディを取り除いたが、コースサイドにはマディ部分が残る。

ホールショットを奪ったのは、ボレーが所属するTeam UFO Honda MartinのチームメイトのJ.ロドリゲス。そしてフェデリッチ、P.バイラー(Yamaha)、ピションと続く。ボレーは、第1コーナーを9番手前後で通過した後にも、ポジションを6番手前後までアップと、オープニングラップから激しいプッシュを見せた。しかし1ラップ目に上位で通過する筈のボレーだったが、ほぼラストポジションに後退と、大幅に遅れて周回する。ボレーは他車と接触して転倒となり、ラストからの再スタートだった。しかし3ラップ目には23番手まで追い上げたが、今度は4ラップ目にエンジンがストップするハプニングに見舞れて、再びラストポジションに逆もどりとなる。

不運続きのボレーだったが、それでも何とか気を取り直して2度目の再スタートを切りレースに復帰する。中盤過ぎには18番手まで追い上げ、更に終盤までにはポイント圏内の15位まで追い上げてゴールしたが、悔しいレース展開を強いられたボレーであった。レースでは5ラップ目にトップを奪ったピションが逃げきり、そして2位には終盤にポジションをアップしたC.リード(Kawasaki)、3位にフェデリッチの順でゴール。

 
 

F.ボレー(15位)
今日のレースでは、僕自身もマシンのコンディションも良かったから、もちろんがっかりはしている。転倒して、こんな結果になってしまったけど、でも今の自分の気持ちは大丈夫だよ。なぜなら、既に来シーズンに対してへの感触も大きいから、くよくよはしていられない。レース中のタイムも良かったからね。オープニングラップにリードと接触して、それからエンジンが止まって2回のラストポジション。もう辞めようかと1度はゴーグルを外したが、気を取り直して再び走ったよ。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第13戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 M.PICHON Suzuki 20 41'04.963
2 C.REED Kawasaki 41'17.783
3 C.FEDERICI Yamaha 41'25.275
4 P.BEIRER Yamaha 41'44.672
5 G.CROCKARD Honda 41'48.178
6 Y.DEMARIA Yamaha 42'00.874
7 J.AUBERT Yamaha 42'03.765
8 J.COPPINS Suzuki 42'18.365
9 C.DUGMORE Ktm 42'26.571
10 C.NUNN Husqvarna 42'32.807
11 J.RODRIGUES Honda 42'37.315
12 M.MASCHIO Kawasaki 42'41.409
13 M.KOVALAINEN Yamaha 42'43.639
14 J.VEHVILAINEN Honda 42'44.891
15 F.BOLLEY Honda 42'46.812
16 D.THEYBERS Ktm 42'48.341
17 L.FREIBERGS Honda 42'55.282
18 J.CEPELAC Yamaha 19 41'29.324
19 M.KADLECEK Suzuki 41'30.807
20 P.GONCALVES Honda 41'40.857
21 A.ZANNI Honda 41'47.353
22 S.CIACCI Honda 41'59.273
23 D.ATKINS Yamaha 42'13.155
24 J.REMACHO Yamaha 18 41'11.620
25 B.MANNEH Yamaha 42'09.920
26 D.DENIL Kawasaki 16 43'11.615
27 M.JONES Honda 11 24'32.463
28 J.MORRIS Honda 9 20'17.411
29 P.IVEN Kawasaki 5 15'36.113
30 T.KLUTZ Kawasaki 4 10'13.976