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2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第14戦/最終戦 オーストリア
 
  2001年 9月23日開催 前のレースへ  
  天候:雨 気温:12.8℃ コースコンディション:マディ/スリッピィ 観客:14,000人  
     
  F.ボレー、最終戦は惜しくも4位でゴール、ランキングは7位  
 
 
決勝、中盤には4番手にアップしたボレー 予選、残り10分に賭けるボレーの走り 朝のウォームアップで3番手のタイムをマークするボレー とにかくベストを尽くしたよ!と、ボレー
 
 

決勝は雨となり、マディでスリッピィなコンディションとなったが、ボレーはオープニングラップに5番手と好位置につけた。序盤、トップのP.バイラー(Yamaha)、M.ピション(Suzuki)、C.フェデリッチ(Yamaha)、C.リード(Kawasaki)、そしてボレーと各チームのワークストップライダーたちがダンゴ状態となり中盤までポジションが変らず。しかしボレーは中盤にプッシュをし続けて4位のゴールと惜しくも表彰台を逃す。

 
   

第14戦となる最終戦は、オーストリア南部にある新しいサーキット、カーンテンリングで開催された。会場はクラゲンフルト(Klagenfurt)から北に約40キロにあるサント・フェイト郊外で、メイン道路からすぐ脇とアクセスは抜群。当初、このサーキットでの開催は第7戦として予定されていたが、今年の悪天候の為にパドックエリアの造成が遅れ、最終戦として日程が変更された。しかし全てが整ったのも8月とギリギリだったが、ニューサーキットには、25m前後の大きなテーブルトップジャンプが3つ、小さなジャンプが5ヵ所とウープスなどを取り入れ、また観客席からは約98%が見渡せる。

土曜日に行われた予選、ボレーは4ラップした後に転倒してマシンを再びセットアップ。残り10分にベストラップのトライとなったが、殆どのライダーも残り10分での再トライで、コース上は混雑時間帯。ボレーは4ラップともにラインをふさがれてしまいタイムは出せずに終了。ベストタイムは序盤に出した2分27.962秒の20番手に留まった。ベストタイムはM.ピションの2分22.081秒。

決勝
決勝の日曜日は、あいにくの小雨。コースはマディでスリッピィなコンディションと変化したが、ボレーは朝のウォームアップで3番手のタイムをマークして決勝に挑んだ。ホールショットはバイラー、更にピション、フェデリッチ、リード、そしてボレーが5番手で続く。この5人のトップ集団は、序盤から中盤までずっとテールトゥノーズのダンゴ状態のままで中盤にさしかかった。4番手争いとなったリードとボレーのふたりは、サイドバイサイドのままコーナーに突入し、ボレーが若干の先行を掴みとり4番手に浮上したが、次のラップには、再びリードがボレーをパス。しかし3番手につけていたフェデリッチがマシントラブルでストップとなって、ボレーのポジションが4番手にアップ。しかし終盤には3番手リードとのギャップが、やや広がり始め、ボレーは4位のゴール。トータルポイント133p、ランキング7位でシーズンを終了する。トップは20分過ぎにリードを奪ったピションが、今季10勝目を挙げた。

 
 

F.ボレー(4位)
全てが終ったよ!今日は、まあまあの結果だと思っている。いいスタートが切れてたしね。昨日の予選ではミスをしてしまって20番手と、いいポジションが獲れなかったからね。序盤にC.リードに接近して、彼をパスしようと激しくプッシュしたんだよ。つまり前戦のイタリアでヒットされたから、ちょっと怒っていたんだ。その後もパスして3番手までアップしようとしたけど、フィジカルコンディションがあまりよくなくて、4番手キープとなってしまった。このポジションはハッピーじゃないけど、先週のイタリア大会に比べればベター!今シーズンは開幕戦前のトラブルでスタートする前から、フィジカル、メンタル、全ての面で難しいと思っていた。でも、出来る事は全てトライした結果だったと思っている。

チーム監督 P.マーティン
開幕戦前には、何とか準備が整ってスタート出来たので良かったが、全てが100%の状態まで持っていくのに時間が掛かってしまった。結果としては、思った成績が出なかったが、ライダーもメカニックも皆がベストを尽してくれた。これを来シーズンに繋げて行きたいと思っている。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第14戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 M.PICHON Suzuki 16 43'08.457
2 P.BEIRER Yamaha 43'15.285
3 C.REED Kawasaki 43'18.670
4 F.BOLLEY Honda 43'57.485
5 G.CROCKARD Honda 44'10.013
6 J.COPPINS Suzuki 44'15.023
7 M.MASCHIO Kawasaki 44'28.180
8 C.NUNN Husqvarna 44'32.157
9 J.VEHVILAINEN Honda 44'33.346
10 J.AUBERT Yamaha 44'34.856
11 J.RODRIGUES Honda 44'40.028
12 M.JONES Honda 44'49.557
13 C.DUGMORE Ktm 45'00.767
14 M.KOVALAINEN Yamaha 45'08.568
15 L.FREIBERGS Honda 45'28.038
16 D.THEYBERS Ktm 45'28.244
17 J.CEPELAC Yamaha 45'29.627
18 M.KADLECEK Suzuki 46'18.891
19 E.BLIKSTAD Suzuki 15 43'10.624
20 M.HUCKLEBRIDGE Kawasaki 43'12.173
21 S.KRAGELJ Honda 43'21.116
22 P.IVEN Kawasaki 43'33.631
23 T.KLUTZ Kawasaki 43'47.839
24 D.DENIL Kawasaki 45'16.882
25 D.ATKINS Yamaha 45'25.723
26 C.FEDERICI Yamaha 11 29'59.458
27 M.MILANOVIC Yamaha 6 17'00.909
28 J.MORRIS Honda 17'29.070
29 P.NIJS Honda 4 15'02.500
30 Y.DEMARIA Yamaha 2 5'51.069