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2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第10戦 スイス
 
  2001年 8月12日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:20.1℃ コースコンディション:ナチュラルハード 観客:15,000人  
     
  F.ボレー、スタート2番手で接触、しかし10番手から5位でゴール  
 
 
決勝、中盤過ぎには6番手に浮上するボレー ヨーロッパ初公開されたCRF450とボレー CRF450の一般公開で走るボレー 2位となったクロカードの走り
 
 

第10戦の終盤戦はフランスの国境が近いロッゲンブルク。ヨーロッパ的なナチュラルサーキットは、急な登りや下り、そして逆バンクなどテクニカル。予選7番手となったボレーは、2番手で第1コーナーを抜けるも、次のコーナーで接触してポジションを落としてしまったが、1ラップ目の10番手から中盤過ぎには5番手まで追い上げてゴールした。

 
   

第10戦は1週間後のスイスで開催。会場となるロッゲンブルクは、スイスとドイツの国境にあるバーゼル(BASEL)から、約40Kmほどフランス側に走った小さな街。コースは、スイスらしい丘陵地帯の中にレイアウトされたナチュラルサーキットで、昨年も含め過去に5回のグランプリ、また1994年にはデナシオンも開催されている。今年は若干のレイアウトが変更されたが、500ccクラスでも5速全開という個所もあり、練習と予選が行われた土曜日には125/250/500ccの各クラスで、平均スピードが60Kmオーバーとハイスピードとなった為に、決勝にはコースの一部が変更になった。

予選は快晴の下、ドライコンディションで行われたが、ボレーは序盤にコーステープがリアタイヤに巻き付き、続けて走る事が出来なくなって、ピットイン。再びコースインした時には残り時間も僅かとなったが、限られた時間の中でベストを尽して、7番手の1分55.373秒をマーク。トップはC.フェデリッチ(Yamaha)が1分53.365秒で、今季初のポールポジション。

またチームUFO Honda Martinでは2002年Newマシンが展示され、ボレーが練習コースにて、初めてCRF450の公開走行を披露した。ヨーロッパ初上陸となったCRF450に、多くのプレスや関係者、TV局も訪れた。ボレーは「とっても乗りやすくて、パワフル。今日の250ccクラスの練習よりも、楽しかったよ」と、冗談を交えながらプレスに応答していた。

決勝
ボレーは、第1コーナーを2番手で抜ける好スタートを切ったが、その後にポイントリーダーのM.ピション(Suzuki)と接触してポジションを落とし、1ラップ目には10番手と悔しいオープニングラップ。しかし序盤から中盤には6番手まで追い上げを見せるボレーだが、トップのフェデリッチとのギャップは約15秒。そして2番手のP.バイラー(Yamaha)、3番手のC.リード(Kawasaki)、4番手のY.デマリア(Yamaha)らがダンゴ状態。第3集団は、約5秒おいてG.クロカードとボレーが5番手争いのサイドバイサイドを展開する。ラスト10分、ボレーのマシンは第9戦ナムールと同様にタイヤのトラクショントラブルを抱えタイムが上がらず苦しいレース展開となるが、ラスト2ラップには、ポジションを落としてきたバイラーをパスして5位でゴールした。トップは、ホールトゥフィニッシュでフェデリッチが今季初勝利、2位でゴールしたクロカードは、終盤に3番手に浮上、更にラストラップのゴール手前でもリードを交わす奮闘を見せた。3位にはリード。またリーダーのピションは、2ラップ目の下りでオーバーラン、16番手から8位のゴール。

 
 

F.ボレー(5位)
スタートは2番手と良かったが、接触してポジションを落としてしまった。レース前半は、コースがスリッピィで追い上げもきつかったが、後半にはレールが出来たので思い切り走れた。しかし再びタイヤのトラクションが悪くなり、5位までが精一杯だった。

G.クロカード(2位)
とにかく逆バンクも多く、スリッピィで難しいサーキットだった。でもブリヂストンのお陰で、追い上げも出来た。中盤までは、まさか2位でゴール出来るなんて思ってもいなかったので、とても嬉しい結果だった。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第10戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 C.FEDERICI Yamaha 20 40'20.515
2 G.CROCKARD Honda 40'27.886
3 C.REED Kawasaki 40'28.294
4 Y.DEMARIA Yamaha 40'35.343
5 F.BOLLEY Honda 40'47.015
6 P.BEIRER Yamaha 40'55.302
7 C.DUGMORE Ktm 40'58.822
8 M.PICHON Suzuki 41'02.793
9 J.MORRIS Honda 41'25.362
10 C.NUNN Husqvarna 41'27.994
11 P.IVEN Kawasaki 41'29.285
12 J.VEHVILAINEN Honda 41'30.167
13 P.PAGET Honda 41'31.151
14 M.JONES Honda 41'31.670
15 D.THEYBERS Ktm 41'32.135
16 J.COPPINS Suzuki 41'36.481
17 P.COOPER Yamaha 41'45.637
18 M.MILANOVIC Yamaha 41'48.843
19 A.ZANNI Honda 41'54.283
20 M.KOVALAINEN Yamaha 41'55.658
21 L.FREIBERGS Honda 41'56.551
22 J.AUBERT Yamaha 42'00.543
23 D.ATKINS Yamaha 42'03.053
24 J.CEPELAC Yamaha 42'05.897
25 K.KARLSSON Honda 42'17.529
26 P.NIJS Honda 19 40'23.485
27 J.RODRIGUES Honda 40'47.695
28 N.SIPEK Yamaha 15 40'21.824
29 K.NEMETH Ktm 10 45'01.526
30 S.DAMI Honda 9 19'46.314