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2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第9戦 ベルギー
 
  2001年 8月5日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:曇り時々晴れ 気温:18.2℃ コースコンディション:ベリィ・ナチュラル/ウエット 観客:15,000人  
     
  ボレー、2度目のポールポジション獲得!
決勝では序盤3番手から7位でゴール
 
 
 
ポールポジションを獲得したボレーの走り 土曜日の練習、ナムール名物のブリッジを抜けるボレー トップタイムを出した後、他のライダーの走りを見るボレー 決勝、3ラップ目には3番手にアップする走りを見せたボレー
 
 

第9戦は公道サーキットで有名なナムールで開催された。ボレーは予選の中盤に早くもトップタイムをマーク、更にラストラップにもタイムを上げて、今季2度目のポールポジションを獲得した。決勝でも1ラップ目の7番手から、5ラップ目には3番手とポジションをアップしたが、中盤にはトラクションが落ちてタイムが上がらず。徐々にポジションを落すも、7位でのゴールを果した。

 
   

第9戦はベルギーの首都ブリュッセルから南東に約60キロにある古都ナムール。公道サーキットとして1950年代から現在まで毎年開催され続けている有名なサーキットで、普段は公園となっている。モトクロスグランプリの発祥地と呼ばれ、年1回のグランプリには超スペシャルなモトクロスサーキットに変貌し、F1のモナコとも呼ばれている。今年のレイアウトは1周2.3キロと、昨年よりも若干短く設定されているが、林の木々の間をすり抜ける個所が若干減り、またコース巾がひろがった事もあって、林の中をアクセル全開というシーンもみられた。通常のサーキットよりも危険度が高いナムールだが、今年は平均スピードが50キロオーバーとハイスピード。

ボレーは第8戦フランスで好みのセッティングを決め、このナムールでは練習走行から2番手のタイムと好調な走り。予選が始まる頃に雨が降りはじめスタートとなって、若干スリッピィなコンディションと変ったが、ボレーは中盤に早くもトップタイムをマーク、そしてラストラップにも再びタイムを詰めて「2分38.111秒」と、今季2回目のポールポジションを獲得した。2番手にはP.バイラー(Yamaha)が2分38.439秒、3番手にはC.フェデリッチ(Yamaha)の2分38.591秒と3人が連なった。またポイントリーダーのM.ピション(Susuki)は、2分39.354秒で5番手。

決勝
日曜日は朝から小雨という天候となり、コースコンディションはウエット。しかし250の決勝がスタートする午後には天気も回復して、コースの一部は乾き始めたが、ラインは1本でスリッピィ。ボレーは10番手前後のスタートから、1ラップ目には7番手でナムール城広場に姿をみせる。トップはC.リード(Kawasaki)、そしてピション、J.コピンズ(Suzuki)、C.フェデリッチ(Yamaha)、C.ダグモア(Ktm)、P.バイラー(Yamaha)、そしてボレーと続く。スリッピィで危険と言われるナムールだが、ボレーは続くラップにダクモアとバイラーをパスして5番手にアップ、そして3ラップ目にはフェデリッチ、コピンズもパスして、一気に3番手にアップ。更に2番手のピションとのギャップをジリジリと詰め寄るが、中盤には路面とのトラクションコントロールが難しくなりペースダウンを強いられる。ポジションは再び後退となり、4番手、そして6番手と下がり中盤過ぎには7番手まで下がる。しかしボレーは、終盤まで何とかポジションをキープして7位でゴールした。トップはピション、2位にリード、3位にはバイラーがゴールした。

 
 

F.ボレー(7位)
スタートは良くなかったが、序盤に早めのパスにトライしてポジションをアップしたが、20分あたりからトラクショントラブルが起きはじめて、走りのリズムをキープする事が難しくなってきた。この大会では勝てると思っていたし、ベターな結果を出そうと思っていたから、とてもがっかりしている。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第9戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 M.PICHON Suzuki 15 42'44.551
2 C.REED Kawasaki 42'57.204
3 P.BEIRER Yamaha 43'05.231
4 C.FEDERICI Yamaha 43'08.568
5 J.COPPINS Suzuki 43'13.262
6 G.CROCKARD Honda 43'29.589
7 F.BOLLEY Honda 43'46.890
8 C.DUGMORE Ktm 43'52.397
9 J.VEHVILAINEN Honda 44'43.832
10 M.KOVALAINEN Yamaha 44'47.247
11 J.MORRIS Honda 44'51.574
12 J.SALMINEN Ktm 44'53.514
13 E.BLIKSTAD Suzuki 44'55.040
14 J.RODRIGUES Honda 44'55.774
15 D.THEYBERS Ktm 44'57.345
16 P.IVEN Kawasaki 45'00.175
17 M.JONES Honda 45'00.580
18 T.KLUTZ Kawasaki 45'15.615
19 M.KADLECEK Suzuki 45'16.623
20 K.KARLSSON Honda 45'18.715
21 C.BEGGI Honda 45'19.725
22 C.NUNN Husqvarna 45'22.393
23 L.FREIBERGS Honda 45'27.233
24 P.COOPER Yamaha 45'37.411
25 P.NIJS Honda 45'50.258
26 N.SIPEK Yamaha 14 44'10.161
27 C.GODRIE Yamaha 44'12.543
28 D.DENIL Kawasaki 11 37'19.316
29 M.MASCHIO Kawasaki 2 7'45.327
30 Y.DEMARIA Yamaha 1 3'38.776