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2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第5戦 ドイツ
 
  2001年 5月13日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:21℃ コースコンディション:ナチュラル・ミディアムハード 観客:31,000人  
     
  F.ボレー、予選でポールポジョンを獲得!決勝も2位でゴール!  
 
 
決勝、序盤に2位につけるボレー マシンに跨り最終チェックのボレー 練習、予選ともに快調な走りを見せるボレー 表彰式、(左)2位のボレー
 
 

好天に恵まれた第5戦ドイツ大会、ボレーは練習、そして予選でもトップタイムを叩き出し、ポールポジションを獲得した。決勝では、5−6番手からスタートを切り、オープニングラップに4番手に浮上、続く2−3ラップ目にも早いパスをトライしたボレー、序盤には2番手に浮上する。リードするM.ピション(Suzuki)とは約4秒のビハインド。中盤、そして終盤の最後までトップを追うが、パス出来ず2位でのゴール。3戦連続のノーポイントを強いられたボレーだったが、新チーム内のまとまりも良くなり、これから本来の走りを見せるだろう。

 
   

前大会のベルギーでノーポイントに終ったボレーだったが、タイムも走りも感触は充分という自信を取り戻したボレーは、今大会の間に幾度も新チームとの間でミーティングを行った。結果、不備であった事も全てクリアーとなり、再び心機一転して、第5戦ドイツ大会を迎えた。土曜日に行われた2回目のフリープラクティスでは2:00.845秒/53.02km/hの最速タイム。続く予選では、更に3秒もタイムを縮める1:57.815秒/54.39km/hをマークして、久々のポールポジションを獲得した。2番手にはピションの1:58.312秒、そして59秒台にY.デマリア(Yamaha)、P.バイラー(Yamaha)、J.コピンズ(Suzuki)が並び、2分0秒台には9名ものライダーがコンマ差で連なった。「久しぶりのポールポジション、前回は確か昨年の最終戦だったと思う。でも大事なのは決勝だからね。それよりも新チームは開幕戦の時に比べて良くなったし、全員が勝利という一つの目標に向けて動き出す事が確信できたから、走りにも自信が戻っている。タイトルについては、トップに約80ポイントもリードを許してしまったからね、今は勝つ事、そしてまた勝つ事。それだけを目指している。結果はあとからだよ」と、やっと大勢のプレスの前でのインタビューに答えたボレー。

決勝
ホールショットはピション、そしてコピンズのスズキコンビ。そしてバイラー、M.マスキオ(Kawasaki)、ボレー、デマリアらがトップ集団で第1コーナー後のダウンヒルへ、そして登って再びテーブルトップへジャンプ。ボレーはオープニングラップに、サイドバイサイドになりながら数名をパス。1ラップ目には4番手に浮上、続くラップにはバイラー、そして次のラップにはコピンズもパスして、早くも3ラップ目には2番手にまで追い上げる。トップで逃げるピションとのタイム差は約4秒前後、しかし中盤過ぎまでふたりのラップタイムは殆ど同じ、その差は縮まらず。しかし終盤には、ボレーが若干のスピードダウンとなり、2人の差は約12秒とやや広がり始める。更に12秒後には、3番手に浮上したデマリア、そしてC.フェデリッチが4番手につけている。結局、トップでゴールはピション。そしてボレーは、今季2回目の表彰台の2位を獲得、ポイントランキングも、12番手から8番手にアップした。またデマリアが3戦連続の3位でゴールした。

 
 

F.ボレー(2位)
ジャスト・ハッピー!でも本当に嬉しいわけじゃない。自分はOKだけど、あとはフィジカルコンディションを整えなきゃならない。過去2ヵ月間は、満足にトレーニングをする時間が取れなかったんだよ。でもミーティングの結果、自分の気持ちもクリアとなって、立場はフリーって感じとなったから、2週間後の第6戦も含めて、これから1ヵ月間はみっちりと走り込んでいくよ。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第5戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 M.PICHON Suzuki 20 41:12.110
2 F.BOLLEY Honda 41:31.388
3 Y.DEMARIA Yamaha 41:40.999
4 C.FEDERICI Yamaha 41:43.150
5 M.MASCHIO Kawasaki 42:05.654
6 M.KOVALAINEN Yamaha 42:10.655
7 G.CROCKARD Honda 42:13.327
8 D.THEYBERS Ktm 42:18.095
9 J.VEHVILAINEN Honda 42:19.783
10 J.AUBERT Yamaha 42:22.203
11 C.REED Kawasaki 42:27.901
12 C.DUGMORE Ktm 42:35.436
13 M.BARTOLINI Kawasaki 42:42.067
14 P.COOPER Yamaha 42:45.592
15 C.NUNN Husqvarna 42:46.968
16 L.FREIBERGS Honda 42:59.022
17 P.BEIRER Yamaha 42:59.989
18 J.RODRIGUES Honda 43:00.718
19 J.MORRIS Suzuki 43:11.079
20 P.IVEN Kawasaki 43:16.806
21 N.SIPEK Yamaha 19 41:13.551
22 P.PAGET Honda 41:26.363
23 M.MILANOVIC Yamaha 41:31.930
24 D.DENIL Kawasaki 41:39.427
25 D.ATKINS Honda 41:46.116
26 S.PAASCH Honda 18 43:23.585
27 J.COPPINS Suzuki 15 31:29.488
28 P.NIJS Honda 32:35.227
29 C.BEGGI Honda 42:52.269
30 S.KRAGELJ Honda 11 24:11.483