F1世界選手権 CARTチャンピオンシップ・シリーズ全日本GT選手権ロードレース世界選手権スーパーバイク世界選手権全日本ロードレース選手権全日本モトクロス選手権AMA スーパークロストライアル世界選手権全日本トライアル選手権ル・マン/マン島/鈴鹿8耐
Honda ホームページへ
MotorSports
HondaRacing Topへ
Honda Racing WMX
スケジュールへ ランキングへ
2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第4戦 ベルギー
 
  2001年 4月29日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:曇り時々晴れ 気温:15.4℃ コースコンディション:ナチュラル・マディ 観客:15,000人  
     
  ボレー、予選2番手につけるも、決勝は2度の転倒で24位
優勝はクロカード(Honda)!
 
 
 
予選2番手のボレーの走り ポディアムに立つクロカード(中) ボレー、決勝では24位に終わる インタビューを受ける優勝のクロカード
 
 

予選2番手につけたボレーは好スタートをきるが、オープニングラップでマディに捕まり転倒。ほぼラストポジションから毎ラップ、猛烈な追い上げを見せたボレーは、何と中盤には12番手までアップ、しかし2度めの転倒で、マシンはマディの中。大幅なタイムロスとなりながらも、再びコースインしたボレーは、最後尾から最後まで走り続け24位でゴール。3戦連続のノーポントとなった第4戦ベルギーであったが、感触はベストだったと、コメント。

 
   

第4戦はベルギーのゲンク。このサーキットでグランプリが開催されるのは1992年以来となり、トリプル開催の為にコースレイアウトが若干、変更された。大会週末はあいにくの悪天候、コースコンディションも最悪となり、金曜日に予定されていたスケジュールは、全てキャンセル。土曜日に3クラスのフリープラクティスと予選が全て行われる事となり、練習は従来の30分から20分に短縮された。ボレーは、マシンのセッティングを更に煮詰める為に、大会前週に行われたベルギー選手権に出場。ベルギーはオープンクラスで行われているが、エバーツに続き2位のゴールと調子も上々で、この第4戦に挑んだ。フリープラクティスでは2分05.470秒の5番手のタイムと、好調のボレー、タイム予選では、終盤に2分02.217秒のトップタイムをマーク。しかしラストラップに、ポイントリーダーのM.ピション(Suzuki)が更にタイムをコンマ5秒アップした2分01.618秒でトップタイムをマーク。ボレーは惜しくも予選2番手のスターティンググリッドに付く事となる。予選3番手はランキング3位につけているC.フェデリッチ(Yamaha)が2分03.046秒。天気は曇り、雨こそ降らないが、コースコンディションはマディ。

決勝
スターティングゲートのインサイドから、ピション、ボレーと2人が並んで第1コーナーの180度ターンに突入。しかしボレーは手前でラインをふさがれ、ラインを変えながらも上位で第2コーナーへ向かう。しかし、その先にあるジャンプでコースサイドから飛んだ数台が転倒、ボレーも巻き添えとなり、オープニングラップでは、ラストポジションからの追い上げとなるも、1ラップ目は25番手、3ラップ目に20番手、6ラップ目に15番手、更に8ラップ目には12番手と、早いポジションアップを図るボレー。しかしサンドコースにしみ込んだ雨は、至る所に深い溝を作っており、パスする為にラインを変えたボレーはマディで再び転倒。はまったマシンを引き出すのに大きなロスタイムとなったがコースにカムバック。ポジションは再び最後尾となってしまったボレーだったが、レース後半を走り続けて24位でゴール。

レースはオープニングラップでトップに出たG.クロカード(Honda)が、2番手のピションの追撃をかわし、終始リードを死守して今季初の勝利を獲得。2位にピション、3位には、ラストラップにY.デマリアが3番手のM.マスキオをパスしてゴール。

 
 

F.ボレー(24位)
スタートでは、いつもの如く出遅れてしまった。そして第2コーナー後のジャンプで着地したアウト側は、完全なマディで転倒。でも中盤まで追い上げた時に再び転倒。今回のコンディションは、すぐに転倒しやすくて、マシンをマディから取り出すのに2ラップされてしまった。でもマシンの調子を見る為には最後まで走らなきゃね、今はそれが一番大事な事だから。予選でもタイムが出てきて、結果は24位だったけど、今までの4戦の中ではベストデイだった。

G.クロカード(優勝)
ピションが迫っていたけど、自分のペースを崩さないように、最後までキープ出来たのが良かった。少しでもラインを変えると、すぐに転倒するコンディションだったから、特にスタートで前に出れたのが、いい結果に結びついた。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第4戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 G.CROCKARD Honda 19 41:36.851
2 M.PICHON Suzuki 41:42.011
3 Y.DEMARIA Yamaha 43:09.336
4 M.MASCHIO Kawasaki 43:09.447
5 C.REED Kawasaki 43:14.625
6 P.BEIRER Yamaha 43:24.204
7 D.THEYBERS Ktm 43:41.580
8 C.DUGMORE Ktm 43:47.149
9 M.KOVALAINEN Yamaha 18 41:46.237
10 J.COPPINS Suzuki 42:00.129
11 J.RODRIGUES Honda 42:01.517
12 M.BARTOLINI Kawasaki 42:02.930
13 J.VEHVILAINEN Honda 42:03.283
14 K.NEMETH Ktm 42:11.921
15 C.NUNN Husqvarna 42:21.322
16 P.NIJS Honda 42:21.917
17 J.MORRIS Suzuki 42:38.437
18 J.ELIASSON Tm 42:44.904
19 L.FREIBERGS Honda 42:58.253
20 P.GONCALVES Honda 43:08.860
21 J.AUBERT Yamaha 43:19.577
22 C.GODRIE Yamaha 43:36.672
23 D.ATKINS Honda 17 41:37.916
24 F.BOLLEY Honda 42:07.913
25 J.CEPELAC Yamaha 12 29:38.613
26 C.BEGGI Honda 6 15:37.190
27 T.KLUTZ Yamaha 16:04.047
28 M.MILANOVIC Yamaha 5 12:48.821
29 C.FEDERICI Yamaha 1 3:28.490
30 P.IVEN Kawasaki 5:57.194