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2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第3戦 オーストラリア
 
  2001年 4月15日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:24℃ コースコンディション:ナチュラル・ハード 観客:32,000人  
     
  F.ボレー、中番手から8位まで追い上げるも、再びリタイア
2戦連続でノーポイント
 
 
 
中番から追い上げを見せたボレー レース前の打ち合わせ ボレーのマシンCR250Rの組み立て モーターホームでくつろぐボレー
 
 

予選2回目にはセッティングが決まり、ポイントリーダーのM.ピション(Suzuki)に続き2番手のタイムをマークしたF.ボレー(Honda)だったが、殆どのライダー達は1日目のドライコンディションにタイムをマーク。ボレーは、最終的には18番手となり、決勝に挑んだ。ミドルポジションからのスタートとなるも、序盤には早くも8番手までポジションをアップ、しかし中盤にはマシンセッティングに不具合が生じ、再び無念のリタイア。2戦続いて、ノーポイントを強いられたボレーとなってしまった。

 
   

第3戦はヨーロッパ大陸から、オーストラリアへと世界選手権は移動となり、約24時間前後のフライト。会場となったのは、ビクトリア州のメルボルンから北へ約100kmのブロードフォード。このモトクロスサーキットは、昨年に初めて500ccクラスが開催された、州立モーターサイクルパーク。予選がスタートする金曜日から好天気となり、練習、予選がスタート。ボレーは、第2戦オランダ終了後の週末には、マシンのセッティングを施して会場に到着。しかし練習走行では中番手のタイム、そして1回目の予選でも18番手とタイムが延びず、翌日の土曜日に行われた2回目の予選では、トップタイムをマークしたピションの2分08.209秒に続いて、2分08.908秒の2番手に浮上した。だが今年から2回行われる予選、殆どのライダーがコースコンディションの良かった前日のタイムがスターティングポジションとなり、ボレーも前日の2分08.737秒がベストタイム。トップタイムはピションが前日にマークした2分04秒345秒で、4秒392落ちとなり18番手のスタートポジションとなる。しかし決勝日の朝に行われるウォームアップでは、再び2番手のタイムと、トップ争いに期待がかかった。

決勝
ホールショットはP.バイラー(Yamaha)、そしてピション、D.タイバース(Ktm)、C.フェデリッチ(Yamaha)と続く。ボレーはスタートで出遅れて、後方集団からのオープニングラップとなるが、1ラップ目に16番手、2ラップ目には2人をパスして13番手、3ラップ目にも12番手と快調にポジションをアップ。序盤の10分過ぎには8人をパスして、何と8番手までの追い上げを見せたが、突然にスピードダウンとなり、ポジションは再び16番手まで後退した後にリタイア。ボレーは、追い上げている途中で、マシンの挙動がおかしいと感じ、止む無くピットインとなりレース中断となった。今年のグランプリは1レース制となり、ハイスピードで展開。ホンの少しのトラブルでも大きなアクシデントに繋がる事を知っているボレーは、止む無くリタイアを強いられた。

トップ争いは、バイラーの転倒で、ピションが終始リードで3勝目。2、3位争いは、フェデリッチと6番手からアップしたY.デマリア(Yamaha)の展開となるも、ポジションは変わらずにゴール。

 
 

F.ボレー(リタイア)
決勝ではスタートが悪くて後方からの追い上げとなってしまったけど、何とかトップ10あたりまで追い上げた。でもその後にマシンのフィーリングがよくなくて、マシンのコントロールが難しく、自分の気持ちも精神的なモノも、続けるのが難しくレースをストップした。もちろん、とってもガッカリしているよ、それはレースの結果に対してではなくて、自分の走りができない事に対しだよ。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第3戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 M.PICHON Suzuki 19 41:33.293
2 C.FEDERICI Yamaha 41:46.380
3 Y.DEMARIA Yamaha 41:51.309
4 G.CROCKARD Honda 42:09.045
5 J.COPPINS Suzuki 42:10.941
6 C.REED Kawasaki 42:12.042
7 D.THEYBERS Ktm 42:29.476
8 P.COOPER Yamaha 42:31.316
9 J.VEHVILAINEN Honda 42:32.442
10 D.KING Yamaha 42:32.791
11 P.BEIRER Yamaha 42:45.233
12 M.KOVALAINEN Yamaha 42:48.336
13 J.MORRIS Suzuki 42:57.096
14 M.HUCKLEBRIDGE Kawasaki 43:01.599
15 C.DUGMORE Ktm 43:07.125
16 C.TAYLOR Honda 43:08.614
17 M.BARTOLINI Kawasaki 43:18.478
18 M.BYRNE Kawasaki 18 41:40.995
19 D.ATKINS Honda 41:55.870
20 S.METCALF Honda 41:58.625
21 C.CARMICHAEL Kawasaki 42:04.789
22 J.RODRIGUES Honda 42:19.519
23 J.MARMONT Ktm 42:27.818
24 P.BROOMFIELD Suzuki 43:04.423
25 C.NUNN Husqvarna 16 43:20.421
26 F.BOLLEY Honda 9 20:38.293
27 S.OLDEMAN Honda 8 19:32.841
28 J.AUBERT Yamaha 5 12:16.959
29 J.CEPELAC Yamaha 12:31.169