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2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第2戦 オランダ
 
  2001年 4月1日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:21℃ コースコンディション:ナチュラル・サンド 観客:31,000人  
     
  序盤に5番手につけたF.ボレーだったが
2度の転倒でリタイアを強いられノーポイント
 
 
 
ボレーは無念のノーポイントに終った 待機するチームのカミオン 予選3番手につけたボレー
 
 

予選3番手につけたボレー、決勝ではスタート良く飛び出して上位につけ、3ラップ目には5番手と好調な滑り出しを切ったが、平均時速60km近いハイスピードのサンドコースは、周回の度に大荒れ。ボレーは4ラップ目に転倒、ポジションを16番手まで後退したが、再スタート。しかしゴーグルの中に入った砂が目に入り再び転倒、レース中盤のポジションは19番手まで更に後退を強いられたが、三度のトライを賭けるも視界不良となってリタイアを決意。無念のノーポイントに終った第2戦オランダ大会であった。

 
   

開幕スペインの2週間後、第2戦はヨーロッパでも随一のサンドコースとして有名なオランダのバルケンスワード。首都アムステルダムから南に約160キロ、そして数キロ先は、もうベルギーとの国境という地点なので、多くの観客が集まり易い位置。サンドサーキットの走り込みの為に、多くのライダーやチームが開幕戦の後にはベネルクスに直行、そしてセッティングに取り組む予定であったが、天気は、あいにくの雨が降り続いた。この為にオランダGPの前週に予定されていたフランス、ベルギー、オランダのナショナルレースもキャンセル、更に今大会の金曜日に行われる練習走行と1回目の予選も、コースコンディションが悪く、全てのスケジュールがキャンセルされた。主催者は週末の天気回復を狙って、土曜日からのスケジュールでスタート。

通常は2回あるタイム予選も、今回は1回のみとセッティングは僅かな時間に限られたが、ボレーは3番手の2分05秒173をマーク。トップ2はM.ピション(Suzuki)の2分04秒014/58.05km/hと、J.コピンズ(Suzuki)の2分05秒133が続く。ボレーとピションとのタイム差は1秒159秒。

決勝
ホールショットは、昨年に125クラスで優勝経験もあるイギリス人ライダーで、今年からハスクバーナワークスを250クラスで走らせるC.ナン。そしてG.クロカード(Honda)、M.ピション、J.P.ベビライネン(Honda)と続く。ボレーも上位集団からの好スタートを切り、3ラップ目には5番手につけ、いつものトップ集団への追い上げを展開。しかしコース上は、乾いた部分とウエットな部分があり、更に深い轍のラインがいくつも交差するバンピーなサンドコース。4ラップ目に、ボレーは突然に後輪が滑り出して、ハイサイド状態となり転倒。マシンは空中を回転してボレーにヒット。しかし幸いに怪我もなく、再スタートを切ったが、ポジションは16番手まで後退してしまう。

ここから追い上げを開始したボレーであったが、不運が続いた。転倒した際にゴーグルの中に砂が入り込み、目を直撃。突然に視界不良となったボレーは再び転倒。ポジションは更に19番手まで後退して、スピードダウンして、ピットイン。しかし砂が入った目での3度目の再スタートは出来ずに、止む無くリタイア。第2戦オランダは、ノーポイントに終る。

トップ争いは、クロカードが中盤までピションを抑えてリードしたが、周回遅れにスピードダウンを強いられた隙に、ピションがジャンプでパス。ピションはゴールまで逃げきって2勝目。2位にはクロカード、そして3位にはコピンズがゴールした。

 
 

F.ボレー(リタイア)
リタイアとなってしまったけど、それほどガッカリはしていない。スタートも良かったし、スピードもあった。ピションの背中も見えていた。問題はサスペンションのセッティングが合わなかった事。バンピーなコースに合わせたんだが、決勝ではややハードに戻っていたからね、それでちょっとマシンがスリッピーになってしまった。まだまだマシンへの乗り込み時間が少ないから、徐々に良くなってくると思う。大丈夫だよ。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第2戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 M.PICHON Suzuki 19 40:23.757
2 G.CROCKARD Honda 40:39.242
3 J.COPPINS Suzuki 40:55.085
4 P.COOPER Yamaha 41:13.949
5 J.VEHVILAINEN Honda 41:24.507
6 C.NUNN Husqvarna 41:28.613
7 D.THEYBERS Ktm 41:32.439
8 P.BEIRER Yamaha 41:38.891
9 M.KOVALAINEN Yamaha 41:46.958
10 Y.DEMARIA Yamaha 41:49.723
11 C.FEDERICI Yamaha 41:53.837
12 C.DUGMORE Ktm 42:06.643
13 M.BARTOLINI Kawasaki 42:07.704
14 J.AUBERT Yamaha 42:11.847
15 L.FREIBERGS Honda 42:14.199
16 K.NEMETH Ktm 42:41.960
17 G.LANGSTON Ktm 43:28.163
18 E.ROBINS Yamaha 18 40:45.568
19 C.BEGGI Honda 40:48.851
20 J.ELIASSON Tm 40:58.430
21 J.RODRIGUES Honda 41:46.408
22 C.REED Kawasaki 41:56.395
23 M.HARTMAN Ktm 42:01.215
24 D.DENIL Kawasaki 17 40:33.063
25 T.KLUTZ Yamaha 41:01.882
26 J.CEPELAC Yamaha 16 39:48.498
27 P.IVEN Kawasaki 14 32:00.084
28 P.GONCALVES Honda 13 31:28.218
29 F.BOLLEY Honda 9 20:02.461
30 J.MORRIS Suzuki 3 09:07.011