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2001 モトクロス世界選手権シリーズ
  第1戦 スペイン
 
  2001年 3月18日開催 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:22℃ コースコンディション:ナチュラル・ハードサンディ 観客:25,000人  
     
  ミドルポジションからのスタートとなったF.ボレー
激しい追い上げを見せて3位のゴール!
 
 
 
2年連続チャンプのボレーは3位 Martin Honda Racingのトランポをバックにボレー 昨年のランキングトップ3が表彰台、ボレー(右) 新チーム、スポンサーはUFO
 
 

今年からトリプル開催となったモトクロス世界選手権は、さまざまなレギュレーションの変更が伴われた。特に従来の40分+2周の2ヒート制から、35分+2周の1ヒート制に、更にポイントシステムも従来の20.17.15..から、25.20.16.13.11.10.9..と、ライダーにとっては1回のミスも転倒もポイントに大きく影響するハードなシーズンとなった。しかしボレーは、スタートでミス。中盤グループからの追い上げを強いられるも、レース中盤には何と3番手まで浮上して3位でゴール。

 
   

開幕戦スペインの会場となるベルプイッグの町は、バルセロナから北西に約120km地点にあるカタルーニャ・サーキット。1993年に初めてヨーロッパ選手権が行なわれ、その後の1994年からは世界選手権125ccクラスが昨年まで毎年開催されている。今年はトリプル開催となり若干のコース変更が施され、よりハイスピードなテクニカルサーキットに生まれ変わっている。またレギュレーションの変更もあり、従来の40分+2周の2ヒート制から35分+2周の1レース。ポイントシステムも20.17.15.13.11..から25.20.16.13.11..と変更されている。ライダーにとっては、小さなミスもポイントに大きく響く、ハードな2001年シーズンの開幕戦となった。またボレーが所属していたPAMO Honda Racingは、スポンサーの獲得にトラブルが発生して活動の継続が不可能となり、急遽、イタリアのMartin Honda Racingからのエントリーに変更。さまざまなトラブルを抱えてしまったチャンピオンのボレーだったが、会場にはいつもの気さくで元気な笑顔で登場。金土曜日の二日間に渡って行なわれた予選でも、1分44.199秒で4番手のタイムと滑り出しは好調。トップタイムはM.ピション(Suzuki)が1分43.765秒、続いてC.フェデリッチ(Yamaha)の1分43.844秒、3番手がY.デマリア(Yamaha)の1分43.895秒。

決勝
ホールショットはM.ピション、そしてG.クロカード(Honda)がサイドバイサイドで第2コーナーへ突入。ボレーはスタートミスとなり、第1コーナーでは中盤グループに埋もれてしまうが、1ラップ目には14番手まで浮上。序盤のトップ争いは、し烈な展開となりピションが転倒、変わってトップに出たクロカードだったが、2番手に浮上してきたC.フェデリッチがトップを奪う。しかしフェデリッチもウープスセクションで転倒、再びクロカードがトップを奪回するも再び転倒して後退。そして追い上げてきたピションが再びトップを奪うという激しいレースが展開する。一方、ボレーはラップ毎にポジションをアップ、序盤過ぎには6番手、そしてその後に5番手、12ラップ目となった中盤には3番手まで追い上げる。トップはピション、しかし2番手には、スタート7番手からアップしたP.バイラー(Yamaha)がピションに迫り、更にボレーもベストラップの1分52.006秒をマークしながらも、バイラーとの距離をジリジリと縮めよったが、序盤にボレーが遅れたマージンは大きく、トップ2人をパス出来ずに3位のゴールとなった。

 
 

F.ボレー(3位)
開幕戦前には色々とあったが、もうその事は忘れて、開幕戦に備えて体調を整えてきた。今日のスタートは、ちょっとナーバスになってしまって、両側から挟まれてしまった。ちょっとガッカリしているけど、今日のスピードは速かったね。でも体調もマシンも良くなってきているので、次回はもっと、もっと速くなる事が出来るよ。

 
       
 
     
  モトクロス世界選手権 250cc 第1戦 結果表  
 
POS RIDER MAKER LAPS TIME
1 M.PICHON Suzuki 21 39:58.454
2 P.BEIRER Yamaha 40:01.725
3 F.BOLLEY Honda 40:10.788
4 C.FEDERICI Yamaha 40:28.679
5 P.COOPER Yamaha 40:36.602
6 J.COPPINS Suzuki 40:37.050
7 G.CROCKARD Honda 40:52.644
8 C.REED Kawasaki 40:56.534
9 J.VEHVILAINEN Honda 41:01.114
10 D.THEYBERS Ktm 41:07.615
11 J.AUBERT Yamaha 41:11.845
12 M.KOVALAINEN Yamaha 41:17.314
13 J.CEPELAC Yamaha 41:19.362
14 M.BARTOLINI Kawasaki 41:22.089
15 J.MORRIS Suzuki 41:29.465
16 C.DUGMORE Ktm 41:36.430
17 P.PAGET Honda 41:38.015
18 L.FREIBERGS Honda 41:40.191
19 O.LANZA Honda 20 40:04.747
20 M.KADLECEK Suzuki 40:23.162
21 S.KRAGELJ Honda 40:30.553
22 K.NEMETH Ktm 41:34.417
23 D.ATKINS Honda 41:39.613
24 P.GONCALVES Honda 41:59.068
25 C.NUNN Husqvarna 19 41:30.883
26 M.MASCHIO Kawasaki 17 32:43.217
27 J.ELIASSON Tm 13 26:13.870
28 J.RODRIGUES Honda 9 18:22.824
29 Y.DEMARIA Yamaha 7 14:03.660
30 F.BALDUCCI Suzuki 5 10:40.948