オーストラリアのフィリップアイランドで開催された第14戦オーストラリアGPは、ロッシのタイトル決定に注目が集まり、そのプレッシャーを見事跳ね除けたロッシが、優勝でチャンピオンを決めた。レースは中盤まで5台による競り合い、終盤は9台に膨れ上がる激しい戦いとなったが、終始、レースの主導権を握ったロッシが真っ先にチェッカーを受けた。さらに、3位にカピロッシ、4位にバロス、5位に宇川と、トップ5にHonda勢が4台入る大活躍。これで今季は、個人、コンストラクターともにHondaが500ccのタイトルを獲得した。250ccクラスは予選3番手の加藤大治郎が好スタートを切り、4周目にトップに立ち25周のレースで独走優勝。今季9勝目を飾りタイトルに王手を掛けた。125ccクラスはエリアスが3位に入り、タイトル争いに生き残った。
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