エストリルで開催されたWGP第11戦ポルトガルGPは、500ccクラスでロッシが今季7勝目。前戦チェコGPからの連勝で初タイトル獲得に向けて大きく前進した。ロッシは予選3番手からスタート。1コーナーで多重クラッシュがあって、オープニングラップ4番手だったが、3周目にトップに浮上すると、そのまま28周のレースを逃げ切った。2位にはカピロッシ。ロッシとチャンピオン争いを演じているM.ビアッジ(Y)は、ロッシ、カピロッシとトップグループを形成したが、終盤に転倒。再スタートするも5位に終わったことで、優勝したロッシがポイントでリードを広げた。250ccクラスは、予選2番手スタートの加藤大治郎が2位以下に大差をつける独走優勝。序盤こそ、原田哲也(A)、M.メランドリ(A)と競り合いとなったが、中盤からペースを上げて独走状態。圧倒的な速さを見せつけた。125ccクラスは、M.ポジャーリ(G)が優勝。ポイントリーダーのエリアスは、ポジャーリ(G)、宇井陽一(D)と優勝争いに加わり3位と健闘。首位の座を守った。
フルレポートへ
|