ドイツのザクセンリンクで開催された第9戦ドイツGPは、3日間で17万人を超える大観衆を集めて行われ、500ccクラスでM.ビアッジ(Y)が優勝。バロス5位、ロッシ7位と健闘した。ドイツGPまで、転倒リタイヤに終わったイタリアGPを除き、これまですべてのグランプリで表彰台に立って来たロッシにとっては無念のレースとなったが、ランキングポイントではトップの座を守った。250ccクラスは、加藤大治郎、原田哲也(A)、M.メランドリ(A)の3人による優勝争い。最終ラップ、トップを走っていた加藤は、メランドリ(A)に交わされ、惜しくも2位。しかし、チャンピオンシップでは、このレースで3位に終わった原田(A)との差を44へと広げ、タイトル獲得に向けて大きく前進した。125ccクラスは、S.サンナ(A)が優勝。エリアスは4戦連続で表彰台に立つ2位で、ランキングトップとの差を3に縮めることに成功。後半戦の巻き返しに期待が膨らんだ。
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