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2001 スーパーバイク世界選手権シリーズ
  第2戦 南アフリカ(キャラミ)
 
  2001年 4月1日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:26℃ コースコンディション:ドライ 観客:79,000人  
     
  エドワーズ今季初優勝!第2レースはトップに立つも無念のリタイヤ
岡田忠之は2レースともにリタイヤ
 
 
 
今季初優勝を飾ったエドワーズの走り スタート前、グリッド上の岡田(右) 第1レースのポディアムに立つエドワーズ 速さを見せた岡田は惜しくもトラブルでリタイヤ
 
 

南アフリカのキャラミで行われたスーパーバイク世界選手権第2戦南アフリカ大会は、このサーキットを得意とするエドワーズ(H)が第1レースで優勝、第2レースも首位に立ったが、トラブルでリタイヤ。惜しくもパーフェクトウィンを逃した。しかし、ランキング4位を堅持した。第2レースは、エドワーズのリタイヤでB.ボストロム(D)が今季初優勝。また、岡田忠之(H)は、予選6番手から両レースともにトップ集団につけたが、両レースともにトラブルでリタイヤに終った。

 
   

スーパーバイク第2戦は、南半球の南アフリカに舞台を移しての開催。連日、25度を越える真夏日の中で、予選から激しい戦いが繰り広げられた。

予選初日は、B.ボストロム(D)がトップタイム。2番手にP.キリ(S)。そして昨年、この大会でパーフェクトウィンを飾っているディフェンディングチャンピオンのエドワーズ(H)が3番手につけた。しかし、予選用のタイヤを使用せず、あくまでも本番に向けてのセッティングを繰り返す中で得たタイムだけに、本番への自信を見せた。また、前戦スペインで2レースともにリタイヤに終っている岡田忠之(H)も、エドワーズに続いて4番手。前戦の雪辱に向けて好発進となった。

2日目も両選手は絶好調の走りを見せる。エドワーズは、2日目の予選も、本番に向けて新たなセッティングにトライをしながら3番手と隙なしの状態を作り上げる。岡田も本番を睨んだセッティング作業で、7番手からスーパーポールに挑むことになった。

そして予選上位16台で行われるスーパーポールでは、エドワーズが僅差で3番手。岡田は予選タイムを上回る好走で6番手へとポジションアップを果たした。PPは、B.ボストロムで、予選、スーパーポールともに制した。

決勝は快晴。3日間を通じて大きなコンディションの変化もなく、予選の成果が問われる一戦。エドワーズと岡田は、万全の体制で本番を迎えることになった。

第1レースは、予選2番手のT.ベイリス(D)がホールショットを奪い、予選4番手のT.コルサー(A)、エドワーズと続いた。2列目スタートの岡田は一周目10番手とスタート直後の混戦の中でポジションを落としたが、トップから岡田までが一列の編隊走行となる激しい戦い。そしてオープニングラップを終えた段階で2番手に浮上したエドワーズが、3周目にはトップに浮上。序盤からアグレッシブな走りを見せたエドワーズが、そのまま快調にラップを刻み、以後、一度も首位を譲ることなく、今季初優勝を飾った。序盤、出遅れた岡田は、3周目に9位、5周目に8番手に浮上したが、この周回、トラブルでスローダウン。無念のリタイヤに終った。

第2レースは、PPスタートのB.ボストロムがホールショットを奪い、T、コルサー、T.ベイリス、そしてエドワーズと続いた。しかし、第1レースで優勝を飾っているエドワーズは、2周目に3番手、3周目に2番手に浮上と絶好調で、トップのボストロムを激しく追った。そして16周目、ボストロムを交わしトップに浮上。昨年に続いてパーフェクトウィンの期待が膨らんだが、その周回にスローダウン、無念のリタイヤとなった。しかし、第1レースの優勝でランキング4位を堅持。2年連続制覇に向けて存分に速さを見せつけた。

第1レースをトラブルでリタイヤに終っている岡田は、第2レースは一周目7番手とまずまずのスタート。2周目に6番手、4周目5番手に浮上も、8周目にスローダウン、両レースともにリタイヤに終った。

 
 

C.エドワーズ(1位/リタイヤ)
第1レースはマシンのセッティングもタイヤの選択も完璧で、最高のレースになった。とにかく、スタート直後は大混戦になったし、タイヤを無駄に消耗したくなかったので、早く前に出ようと思った。去年のシーズンも最初の優勝はキャラミだったし、今年も最初の優勝をここで飾れて嬉しかった。第2レースも、自分としては完璧な走り。トップに出てペースを上げようと思っていたのだが、残念ながらリタイヤとなった。しかし、シーズンは始まったばかり。今回のレースでマシンのポテンシャルも自分の走りも証明出来たと思うし、シーズンはこれからだね。

岡田 忠之(リタイヤ/リタイヤ)
前回のレースは2レースともにリタイヤに終っているし、今回は完走を果たして、好結果を残そうと思っていた。予選は6番手だったが、本番に向けていい状態に仕上がっていた。スーパーバイク独特のスーパーポールも今回が2回目だったが、かなり要領もわかってきたし、次の予選ではもっと上位を狙えるという自信がついた。決勝は、両レースともにリタイヤに終ったが、どちらのレースもファステストラップに匹敵するタイムをマークすることが出来た。トラブルの原因は、自分にはわからないが、次戦までには、HRCが徹底的に解明してくれるはず。シーズンは始まったばかりだし、これからを見てて欲しい。

 
       
 
     
  スーパーバイク世界選手権 第2戦 結果表  
 
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■RACE 1
POS RIDER TEAM MACHINE TIME GAP
1 C.EDWARDS Castrol Honda Honda VTR1000SPW 43'17.222
2 T.BAYLISS Ducati Infostrada Ducati 43'19.070 1.848
3 T.CORSER Aprilia Axo Team Aprilia 43'21.378 4.156
4 B.BOSTROM Team Ducati L&m Ducati 43'26.990 9.768
5 A.YANAGAWA Kawasaki Racing Team Kawasaki 43'30.728 13.506
6 P.CHILI Team Suzuki Alstare Corona Suzuki 43'49.921 32.699
7 G.LAVILLA Kawasaki Racing Team Kawasaki 43'52.474 35.252
8 R.LACONI Aprilia Axo Team Aprilia 43'52.735 35.513
9 R.XAUS Ducati Infostrada Ducati 43'59.178 41.956
10 S.CHAMBON Team Suzuki Alstare Corona Suzuki 44'06.943 49.721
11 G.BUSSEI Ducati Ncr-endoug Ducati 44'08.725 51.503
12 B.PARKES Ducati Ncr-endoug Ducati 44'10.640 53.418
13 R.ULM Gerin Wsbk Team Ducati 44'21.463 1'04.241
14 J.TOSELAND Gse Racing Ducati 44'35.022 1'17.800
15 M.BORCIANI Team Pedercini Ducati 44'35.370 1'18.148
16 L.PEDERCINI Team Pedercini Ducati 44'35.382 1'18.160
17 B.STEY White Endurance Honda 44'41.793 1'24.571
18 M.MALATESTA Team Kawasaki Bertocchi Kawasaki 44'50.316 1'33.094
19 S.MARTIN Dfx Racing Ducati 45'00.745 1'43.523
20 M.SANCHINI Team Pedercini Ducati 45'01.058 1'43.836
21 M.CRAGGILL Pacific Team Ducati 43'20.123 1Lap
22 L.HOLON Team Kawasaki Bertocchi Kawasaki 43'24.740 1Lap
23 J.RODRIGUEZ Team Ghelfi Art Honda 43'28.084 1Lap
24 J.MRKYVKA Jm Sbk Team Ducati 43'32.749 1Lap
--- CLASSIFIED ---
R N.HODGSON Gse Racing Ducati 19'12.355 14Laps
R J.BORJA Panavto Yamaha Team Yamaha 19'43.840 14Laps
R T.OKADA Castrol Honda Honda VTR1000SPW 8'47.624 20Laps
 

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■RACE 2
POS RIDER TEAM MACHINE TIME GAP
1 B.BOSTROM Team Ducati L&m Ducati 43'13.513
2 T.BAYLISS Ducati Infostrada Ducati 43'17.818 4.305
3 T.CORSER Aprilia Axo Team Aprilia 43'26.064 12.551
4 N.HODGSON Gse Racing Ducati 43'30.853 17.340
5 R.XAUS Ducati Infostrada Ducati 43'31.747 18.234
6 R.LACONI Aprilia Axo Team Aprilia 43'32.345 18.832
7 G.LAVILLA Kawasaki Racing Team Kawasaki 43'45.626 32.113
8 P.CHILI Team Suzuki Alstare Corona Suzuki 43'52.341 38.828
9 G.BUSSEI Ducati Ncr-endoug Ducati 43'57.195 43.682
10 S.CHAMBON Team Suzuki Alstare Corona Suzuki 44'02.389 48.876
11 B.PARKES Ducati Ncr-endoug Ducati 44'16.202 1'02.689
12 R.ULM Gerin Wsbk Team Ducati 44'23.866 1'10.353
13 M.MALATESTA Team Kawasaki Bertocchi Kawasaki 44'28.098 1'14.585
14 L.PEDERCINI Team Pedercini Ducati 44'29.909 1'16.396
15 B.STEY White Endurance Honda 44'32.629 1'19.116
16 M.SANCHINI Team Pedercini Ducati 44'34.067 1'20.554
17 S.MARTIN Dfx Racing Ducati 44'45.992 1'32.479
--- CLASSIFIED ---
R M.BORCIANI Team Pedercini Ducati 43'07.166 1Lap
R J.TOSELAND Gse Racing Ducati 29'54.993 8Laps
R C.EDWARDS Castrol Honda Honda VTR1000SPW 25'53.809 10Laps
R J.MRKYVKA Jm Sbk Team Ducati 27'12.164 10Laps
R M.CRAGGILL Pacific Team Ducati 16'09.836 16Laps
R T.OKADA Castrol Honda Honda VTR1000SPW 12'10.613 18Laps
R L.HOLON Team Kawasaki Bertocchi Kawasaki 7'20.654 21Laps
R J.RODRIGUEZ Team Ghelfi Art Honda 3'44.820 23Laps
R A.YANAGAWA Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'49.613 24Laps