2000年ランキング1-2位の高濱龍一郎、熱田孝高がタイトル連覇を狙いRC250Mを駆って参戦。
開幕の舞台は、復興目覚しい島原特設会場。高濱が転倒負傷する波乱の幕開けとなるが、代わって熱田が両ヒートを制する完全優勝を飾り、新開発の4ストロークマシンCRF450Rを駆る小田切が3位入賞を果たすなど、Honda勢は安定した強さをアピール。熱田は、第2戦でもぶっちぎりの独走で両ヒートを制覇。結果、開幕7連勝を飾る怒涛の勢いでシリーズをリードする。その後、熱田はケガにより第7戦の出走を見送ることとなったが、スタート良く飛び出した小田切が好走を見せ、見事CRF450Rを初優勝へと導いた。熱田は復帰後も快進撃を続け、最終戦を待たずに自身初のチャンピオンを獲得。Hondaに2年連続タイトル獲得の栄誉をもたらせた。
また、小田切一剛はシーズン3勝を挙げる走りでランキング2位につけると同時に、ニューマシンの揺るぎないポテンシャルを立証した。 |
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