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2001 F1世界選手権シリーズ
  第12戦 ドイツGP(ホッケンハイム)
 
  2001年 7月29日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:快晴 気温:29℃ コースコンディション:ドライ  
     
  ビルヌーブが、今季2度目の3位表彰台獲得!  
 
 
みごと3位入賞、ビルヌーブの走り パニスはポイントにわずかに届かず7位 コックピットに乗り込むビルヌーブ ビルヌーブは今季2度目の表彰台
 
 

完走わずか10台というサバイバルレースとなったドイツGPで、ラッキーストライク・BAR Hondaのジャック・ビルヌーブは、みごと3位入賞。スペインGPに続いて、今季2度目の表彰台を獲得した。チームメイトのオリビエ・パニスは、ポイントにわずかに届かず、7位完走。ベンソン&ヘッジズ・Jordan Hondaの2台は、ともにリタイヤを喫した。

優勝は、ウィリアムズのラルフ・シューマッハ。51勝の最多勝記録がかかったフェラーリのミハエル・シューマッハは、リタイヤに終わった。

 
   

ドイツGPの予選で、ベンソン&ヘッジズ・Jordan Hondaのヤルノ・トゥルーリは、セッション中に2回しかアタックできなかったことが響いて、10番グリッドに終わった。ハインツ・ハラルド・フレンツェンに代わって出場したリカルド・ゾンタは、15番手。またラッキーストライク・BAR Hondaのジャック・ビルヌーブ、オリビエ・パニスは、12、13番グリッドからのスタートとなった。

ポールポジションは、ウィリアムズのファン・パブロ・モントーヤが獲得。デビュー12戦目の初ポールだった。また2番手にもラルフ・シューマッハが入り、同チームがフロントローを独占した。

決勝レースのスタート直後、いきなり大波乱が発生する。2列目のミハエル・シューマッハが1コーナー手前で突然スローダウン。ほとんど止まってしまったところへ、16番グリッドのブルティ(プロスト)が突っ込んで、2台は大破してしまう。ブルティのマシンは宙を舞い、2台のアロウズの間にからくも着地。幸い2人のドライバーにケガはなかった。

すぐにセイフティカーの導入サインが出るが、コース上に破片が散乱しており、結局赤旗中断となる。いったんはレースをあきらめていたシューマッハは、これでピットに猛ダッシュ。スタートやり直しとなったため、スペアカーに乗り換えて元のグリッドに復帰できた。

再スタートでは、全車きれいに1コーナーに向かう。しかし第1シケインで、ハイドフェルド(ザウバー)とデ・ラ・ロサ(ジャガー)が絡んでともにリタイヤ。1周目を終えたところで、Honda勢はトゥルーリ、ビルヌーブが9、10番手。トップ2はグリッド通り、ウィリアムズの2台が占める。そして3周目には、フェラーリの2台がこれに続く。

10周目を過ぎて、2ストップ作戦のパニスがペースを上げる。フェルスタッペン(アロウズ)を抜いたあと、1ストップ作戦をとるビルヌーブをパス。続いて12周目の第1シケインで、トゥルーリを抜いて、9番手に浮上する。トゥルーリは次のシケインで抜き返そうとするが、スピン。17位まで順位を落としてしまう。一方のゾンタは、6周目にフェルスタッペンと接触。フロントウィングを破損してピットイン。ウィングを交換したものの、フロント・サスペンションにダメージを負っており、3周後に再度ピットに入って、そのままリタイヤを喫する。

13周目にはアーバイン(ジャガー)がピットイン。そして次の周、5位を走っていたハッキネンがスローダウンしてリタイヤ。これでパニス、ビルヌーブは7、8位に上がる。そして6位を走っていたライコネン(ザウバー)がスローダウン。直後にはアーバインが再度ピットインして、ともにリタイヤ。レースはサバイバル戦の様相を見せてきた。パニスは、17周目に1回目のピットイン。代わってビルヌーブが、6番手に。5位を走るルーベンス・バリチェロと、ほぼ変わらぬペースで周回を重ねる。

この間、1−2を形成するウィリアムズの2台は絶好調。トップのモントーヤは20周目の時点で、3位のミハエル・シューマッハを20秒以上引き離している。そして22周目。2位のラルフに10秒以上の差をつけて、モントーヤがピットイン。ところが給油が上手く出来ずに30秒以上とどまり、5位に転落してしまう。これで2位に上がったミハエル・シューマッハだが、ピットインしてコースに復帰した直後にスローダウン。痛恨のリタイヤだ。

波乱はさらに続く。26周目には、1コーナーを立ち上がったモントーヤのマシンが、白煙を吐いてストップ。さらにその2周後には、給油を終えて出ていったばかりのクルサードが、やはり白煙を上げてリタイヤ。これでビルヌーブは、3位に躍り出る。パニスも5位、すぐ前を行くジャンカルロ・フィジケラ(ベネトン)を追う。そしてトゥルーリは8位だ。

30周目、コース上には11台のマシンが走るのみ。トップはラルフ・シューマッハ。そしてビルヌーブは、依然3位を快走する。2度目のピットインを終えたパニスは、7位。その後ろにトゥルーリがつける。しかしトゥルーリは、残り10周となった35周目、コース上にマシンを止めてリタイヤを喫してしまった。原因は電気系トラブルだった。

残る10台は、結局そのまま52周を走り切り、ビルヌーブは第5戦スペインGPに続く、2度目の3位表彰台を獲得した。これでドライバーズ選手権において、モントーヤに次ぐ7位。コンストラクターズ選手権でも、BAR Hondaは5位に上がった。

 
 

J.ビルヌーブ(3位)
今日の結果には満足だ。この数ヵ月は、僕らの競争力はいまひとつだったし、ここは中でも一番厳しいだろうと予想していたからね。予選の結果にはがっかりしたけど、レースに向けて、何とか良いセッティングに煮詰めることが出来た。ウォームアップのマシンの感触は良かったんだけど、直線での伸びが足りなかった。だから、今日はピット戦略が決め手になった。オリビエが背後に迫って来た時は、僕らがヤルノとポジション争いをするであろうことは周知のことだったから、あそこでは彼に道を譲った。僕が優位な戦略をとっていて、オリビエがそれをサポートしてくれると分かっていたからね。終盤は、フィジケラとの距離を保ちつつ、ブレーキと燃料に気を遣わなければならなかったけど、その余裕はあった。2度目の表彰台は、もちろん嬉しいには違いないけど、もっと戦闘力が必要だ。もし今後、トラブル無く、着実に進歩を遂げられるならば、残るシーズンは、良い結果が残せると思う。今日の表彰台は、スペインの時に比べて膨大な作業の末の結果だったから、楽しめたね。というのも、セッション毎に懸命に作業を進め、著しくマシンを進化させることが出来たからだ。ここ数戦は苦しいレースが続いたから、ようやく結果が出せて良かったと思う。

西澤一俊 Honda Racing Development テクニカル・ディレクター
非常に困難なレースでしたが、17戦中最もエンジンに過酷と言われるサーキットで、他のマシンに次々とトラブルが発生する中、高い信頼性を発揮することが出来ました。決してこれは自己満足ということではなく、苦難の連続だった今週末の結果に対する、安堵の気持ちです。今日の結果を糧に、我々とチームとのパートナーシップを、より強固なものにし、今後のより良いパフォーマンス構築に向けた推進力にしたいですね。

クレイグ・ポロック BAR Honda代表
嬉しいですね。素晴らしい結果を、絶妙のタイミングで得られました。2人とも、素晴らしいドライビングを披露してくれましたし、明らかにジャックの戦略は上手くいきましたね。オリビエは別の戦略を選択しましたが、今日は上手くいきませんでしたね。彼には残念でしたが、2人の素晴らしいチームワークを実感出来ました。レース中のマシンは、スピードもあり、かつ信頼性もありましたので、我々が正しい方向へ進んでいると思って良いでしょう。あとは、ただ懸命に改良と新しい試みを続けるのみです。

エディ・ジョーダン Jordan Honda代表
悪夢のような週末でした。出来ることなら、このようなことは今日で終りにしたいです。残念ながらリカルドは、フェルスタッペンとの接触でひどくマシンを傷めてしまい、それ以上レースを続けることが出来ず、リタイヤに追い込まれてしまいました。ヤルノは、途中までは1ストップ作戦を順調に進めていたのですが、パニスとのポジション争いの際に、スピンを喫してしまいました。今日のレース内容を教訓にして、ハンガリー以降のレースに向けて、立て直しを図ります。

 
       
 
     
  F1世界選手権 第12戦 結果表  
 
POS DRIVER TEAM - ENGINE GAP/LAPS
1 R.SCHUMACHER Williams BMW 1:18.17.873
2 R.BARRICHELLO Ferrari + 0.46.117
3 J.VILLENEUVE BAR Honda + 1.02.806
4 G.FISICHELLA Benetton Renault + 1.03.477
5 J.BUTTON Benetton Renault + 1.05.454
6 J.ALESI Prost Acer + 1.13.950
7 O.PANIS BAR Honda + 1.17.500
8 J.VERSTAPPEN Arrows Asiatech 1 lap(s)
9 F.ALONSO Minardi European 1 lap(s)
10 E.BERNOLDI Arrows Asiatech 1 lap(s)
11 J.TRULLI Jordan Honda 11 lap(s)
12 D.COULTHARD McLaren Mercedes 18 lap(s)
13 T.MARQUES Minardi European 19 lap(s)
14 J.MONTOYA Williams BMW 21 lap(s)
15 M.SCHUMACHER Ferrari 22 lap(s)
16 L.BURTI Prost Acer 22 lap(s)
17 K.RAIKKONEN Sauber Petronas 29 lap(s)
18 E.IRVINE Jaguar 29 lap(s)
19 M.HAKKINEN McLaren Mercedes 32 lap(s)
20 R.ZONTA Jordan Honda 38 lap(s)
21 N.HEIDFELD Sauber Petronas 45 lap(s)
22 P.DE LA ROSA Jaguar 45 lap(s)