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2001 F1世界選手権シリーズ
  第8戦 カナダGP(ジル・ビルヌーブ)
 
  2001年 6月10日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:快晴 気温:24℃ コースコンディション:ドライ  
     
  チェッカーわずか9台のサバイバルレース
Honda勢、初のノーポイント
 
 
 
フレンツェンに代わって出場したゾンタは7位 地元カナダで無念のリタイヤ、ビルヌーブ 一時は4位まで追い上げたトゥルーリ ブレーキトラブルでリタイヤ、パニス
 
 

チェッカーフラッグを受けたのはわずか9台という、過酷なサバイバルレースとなったカナダGP。今季最高のグリッドで臨んだHonda勢も、次々にトラブルが発生し、リタイヤを喫した。ラッキーストライク・BAR Hondaの2台は中盤に姿を消し、4位を走っていたベンソン&ヘッジズ・Jordan Hondaのヤルノ・トゥルーリも、終盤リタイヤ。体調不良のハインツ・ハラルド・フレンツェンに代わってレースに出場したリカルド・ゾンタだけが、7位完走を果たした。

 
   

カナダGPの予選で、ベンソン&ヘッジズ・Jordan Hondaのヤルノ・トゥルーリが2列目4番手。またラッキーストライク・BAR Hondaのオリビエ・パニスが、3列目6番手のグリッドを獲得した。いずれも、今季自己ベストの予選結果だった。またフリー走行でトラブルに苦しんだジャック・ビルヌーブも、9番手と健闘した。

一方トゥルーリのチームメイト、ハインツ・ハラルド・フレンツェンは、初日のクラッシュ後軽いめまいを訴え、2日目からテストドライバーのリカルド・ゾンタに交代した。突然の抜擢にもかかわらず、ゾンタは12番グリッドを獲得した。ポールポジションは、フェラーリのミハエル・シューマッハだった。

雲ひとつない快晴下のスタート。ジャック・ビルヌーブがあやうくエンジンをストールしかけるが、なんとかスタートする。しかしこれで9番グリッドから18番手まで順位を落としてしまう。それ以外は、ほぼ順調なスタート。ポールポジションのミハエル・シューマッハを、弟のラルフが追う。

6周目。5番グリッドから3位まで順位を上げていたルーベンス・バリチェロが、ヘヤピンで単独スピン。大きく順位を落としてしまう。これでトゥルーリは4位。そしてすぐ後ろにパニスが迫る。ゾンタも8位につけている。

15周目をすぎ、トップ2は依然としてシューマッハ兄弟。ミハエルは最速ラップを何度か出すが、弟を振り切ることはできない。一方3位のクルサードを追うトゥルーリとパニスは、マクラーレンと変わらぬ快調なペースだ。8位のゾンタは、ハッキネン、モントーヤを押さえて走っている。そしてすぐ後ろには、スピンで大きく出遅れたバリチェロが迫る。

20周目。モントーヤがコーナー立ち上がりでアウト側の壁に接触。すぐ後ろを走っていたバリチェロがそれを避けようとしてスピン。ともに止まってしまう。2台のマシンをコース上から排除する間、セーフティカーが導入される。ビルヌーブはこれで11番手に上がった。

3周後にレース再開。上位陣の順位は変わらない。2回ストップのマシンが、ピットに入り始める。トップのシューマッハ兄弟は交互に最速タイムを叩き出し、3位のクルサードは10秒以上離されてしまう。そしてクルサードから10位のビルヌーブまでの8台も、ほぼ数珠つなぎの展開だ。

ほぼ中盤の35周目。ビルヌーブが最終コーナーを立ち上がったところでスローダウン。そのままコース脇にマシンを止めてリタイヤ。ドライブシャフトのトラブルだった。ジャックは地元GPで、またも結果を出せずに終わってしまった。この前後から、トップの2台が激烈なバトルを繰り広げる。一方4位のトゥルーリも、クルサードのすぐ後ろに迫る。

5位を走行していたパニスに、ブレーキトラブルが発生し、36周目にピットイン。ピットアウトするも、すぐに戻ってきてしまう。その後再びコースに出ていくが、結局リタイヤを喫する。

レースがほぼ3分の2を終えた46周目。コース上には12台しか残っていない。この周、トップのミハエルがピットインし、2位で復帰。そしてトップに立ったラルフが猛然とスパート。その5周後にピットインしたラルフは、ミハエルの前でコースに復帰し、首位を奪った。Honda勢は、ジョーダンの2台だけが残っている。この時点でトゥルーリは5位。ゾンタは10位だ。

57周目。4位を走っていたクルサードのマクラーレンが、白煙を上げながらピットインしてそのままリタイヤ。これでトゥルーリが4位に。3位のハッキネンを追う。ところがチェッカーまであと5周というところで、トゥルーリがペースダウン。数周後にピットインしてリタイヤを喫する。やはりブレーキトラブルだった。

Honda勢でただ1台残ったゾンタは、7位まで順位を上げる。そしてそのまま、チェッカー。入賞こそ逸したが、フレンツェンの代役を十分に果たした。

優勝は、ラルフ・シューマッハ。サンマリノGPに続く、今季2勝目を挙げた。2位に兄のミハエル。そしてハッキネンが、今季初表彰台を獲得した。

 
 

R.ゾンタ(7位)
まず、こうして再びGPに出場できて嬉しいよ。特に決勝は良かったしね。スタートも上手く決まって、3つもポジションアップしたし、他のマシンとのバトルも楽しかったよ。ザウバーのすぐ後からオーバーテイクを仕掛けた時に、急にブレーキをかけられたから、ちょっと追突してしまった。幸いにも軽いダメージだったから、そのままレースを続けられたんだ。レース中盤から、ブレーキの調子が悪くなり始めて、ピットストップの後は、ブレーキタイミングを遅らせることが出来なかったんだ。それでブレーキバランスを後に持っていかざるを得なくなったんだけど、何とか完走するように頑張ったよ。マシンのバランスもラップタイムも良かっただけに、ポイントを獲れなかったのは、残念でしょうがないよ。

西澤一俊 Honda Racing Development テクニカル・ディレクター
今年初めてのノーポイント・レースになってしまい、非常に残念です。この週末を通して、両チームともエンジンも含めてマシンには問題なく、調子も良かったですから、なおさらです。ドライバー達はよく頑張ってくれましたし、特にリカルドが完走してくれたのは嬉しいです。今日の結果を真摯に受け止め、ニュルブルクリンクから始まる後半戦に向け、更に努力を重ねます。

エディ・ジョーダン Jordan Honda代表
ヤルノもリカルドも堅実なレース運びをしてくれましたが、信頼性の問題から、またもポイントを逃してしまいました。何としてもポイントは欲しかったですし、獲れたはずですから、非常に残念です。リカルドのパフォーマンスは立派でしたし、特にレース前半は、ライバル達にひけをとらない走りを披露してくれましたから、賞賛に値します。ブレーキの熱対策は万全だったのですが、ヤルノのリタイヤは、どうやらブレーキの油圧系トラブルが原因のようです。今日の問題を確実に、かつ早急に解決しなければなりませんね。

クレイグ・ポロック BAR Honda代表
とても残念なレースとなってしまいました。今週末はスタッフ全員にとって、大変過酷でした。今日2台のマシンに出たトラブルは、いずれも初めて経験するもので、原因を詳しく調べてみる必要があります。イギリスに帰ったら、やらなくてはいけないことが山積みです。予選までの間に出た、数々の問題点を克服してきただけに、こんなに沈んだ気持ちでカナダを去るのはとても残念です。

 
       
 
     
  F1世界選手権 第8戦 結果表  
 
POS DRIVER TEAM - ENGINE GAP/LAPS
1 R.SCHUMACHER Williams BMW 1:34.31.522
2 M.SCHUMACHER Ferrari + 0.20.235
3 M.HAKKINEN McLaren Mercedes + 0.40.672
4 K.RAIKKONEN Sauber Petronas + 1.08.115
5 J.ALESI Prost Acer + 1.10.435
6 P.DE LA ROSA Jaguar 1 lap(s)
7 R.ZONTA Jordan Honda 1 lap(s)
8 L.BURTI Prost Acer 1 lap(s)
9 T.MARQUES Minardi European 3 lap(s)
10 J.VERSTAPPEN Arrows Asiatech 4 lap(s)
11 J.TRULLI Jordan Honda 6 lap(s)
12 D.COULTHARD McLaren Mercedes 15 lap(s)
13 O.PANIS BAR Honda 31 lap(s)
14 J.VILLENEUVE BAR Honda 35 lap(s)
15 E.BERNOLDI Arrows Asiatech 45 lap(s)
16 J.MONTOYA Williams BMW 50 lap(s)
17 R.BARRICHELLO Ferrari 50 lap(s)
18 J.BUTTON Benetton Renault 52 lap(s)
19 F.ALONSO Minardi European 62 lap(s)
20 N.HEIDFELD Sauber Petronas 68 lap(s)
21 E.IRVINE Jaguar 68 lap(s)
22 G.FISICHELLA Benetton Renault 69 lap(s)