G.ド・フェラン(2位)
ポイントリーダーになってサーキットを後にするのは嬉しいね。これもチームの強さと努力の結果だと思う。優勝するためにはまず完走することが必要で、我々はその力を見せることが出来た。ロベルトを打ち負かすことは出来なかったが、結果的に良いレースが出来たと思っている。
M.アンドレッティ(3位)
今回は冷静なレース運びをするように心がけていたよ。ピット作業も問題なく、ピットストップを行う毎に順位を上げることができた。シーズン途中で3戦連続でノーポイントだったのは痛かったが、前回から調子が良くなったね。今回も確実に前進が見られたレースウィークだった。
T.カナーン(4位)
過酷な一日だった。初日の朝は調子が良かったけど、そのあとは色々なことがうまく進まなくて苦労したよ。今朝の走行では19位だったしね。表彰台には一歩届かなかったけど、なんとか結果が出せてホッとした。ポイントランキングでもトップ10に食い込めて良かったね。
D.フランキッティ(9位)
今日のレース結果は納得のいくものではなかった。マシンの仕上がりは良くてパッシングも可能だったが、70周目のフルコースコーション下のピット閉鎖が異常に長く、不本意なペナルティを受ける結果となった。あれが無ければ少なくとも表彰台には上がれたはずさ。
中野 信治(14位)
フルコースコーション中にタイヤのカスが付着し、その後のバイブレーションの原因となってしまいました。その為にピットインしてタイヤ交換を余儀なくされたのですが、これは自分のミスです。それ以外はクルマもすごく良かっただけに、チームには申し訳無いと思っています。
H.カストロネベス(18位)
スタートのアクシデントでレースはほぼ終わってしまった。オープニングラップでまだタイヤが温まっていない状態で、ケニー(ブレック)に寄せられて行き場を失ってしまった。結果的にライバル達もトラブルに見まわれたお陰で、ポイント差がそれほど開かなくて幸運だったよ。
A.フェルナンデス(21位)
今日は表彰台を狙えたはずだった。なぜか2度目のピットストップの時にフルタンクにならずにピットアウトしてしまったり、無線の調子も悪かったため、再スタートのタイミングが分からずに出遅れてしまった。マシンの調子自体は良かっただけに、残念な結果だ。
A.ザナルディ(24位)
ターン6で4速から2速へダウンシフトしようとした際、ギアが入らなかったため、3速にいれたんだ。そうしたらリアがロックしてしまいコントロールを失った。レース用のマシンは調子が良かっただけになんとも残念だ。ヨーロッパ戦では運が回ってくることを願うよ。
P.トレイシー(26位)
ダ・マッタに追突された時にリアタイヤが切れてしまった。ピットに戻ろうとしたらエンジンストールして、コースマーシャルに押しがけを頼んだらパンクしているという理由で断られたんだ。金曜から土曜へと調子が上がってきたけど、肝心の日曜日がダメだったね。
朝香充弘HPD副社長
予選の順位が良くなかったので、上のほうにいたペンスキーの2台に期待していたのですが、最初にエリオがいなくなってしまったにも関わらず、そのあとでジルががんばって2位に入ってくれました。ジルはブレーキにトラブルを抱えていたので、それがなければもっといけたと思います。でも、最終的にポイントリーダーになることができて、良かったですね。
|