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2001 CARTチャンピオンシップシリーズ
  第7戦 デトロイト(ミシガン州)
 
  2001年 6月17日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:26℃  
     
  カストロネベスが今季2度目のポールトゥウィンで完全制覇!
フランキッティも2位表彰台でHonda勢がワン・ツーフィニッシュ!
 
 
 
スタート、カストロネベス(右)とド・フェラン(左) 優勝のカストロネベス、ピットストップ 表彰台、2位フランキッティ(左)、優勝カストロネベス(右) 13位、中野信治の走り
 
 

CARTシリーズ第7戦は、ミシガン州デトロイトのダウンタウンに近接したベルアイル・パークの仮設ストリートコースで行われた。快晴の空の下、午後2時5分にグリーンフラッグが振られ72周のレースがスタート。ポールポジションからスタートしたエリオ・カストロネベスが快調にリードする。レース中盤を過ぎたあたりからスピンなどのアクシデントが続出するなか、カストロネベスはミスを犯さずトップを堅持。66周目の再スタート直後に2位に浮上したダリオ・フランキッティとともに、Hondaはワンツーを形成したまま、カストロネベスは見事ポールトゥウィンで今季2勝目を獲得。Hondaにとって今季初のワン・ツー・フィニッシュとなった。

 
   

CART第7戦はデトロイトの市街地仮設ストリートコースで開催。コースは対岸にカナダを見据えたデトロイト川に浮かぶベルアイル島の公園内に設置。14ターンのコースはパスが難しく、予選でのポジションが大きな鍵となる。

予選 6月16日(土)
CARTオフィシャルの突然のポップオフバルブに関するルール変更に対し、Honda勢はこの措置を不服として金曜日の朝のプラクティスをボイコット。午後のプラクティスでは走行したものの、テスト不足が懸念された。しかしそのようなハンディをものともせず、エリオ・カストロネベスが73.499秒で今季3度目のポールポジションを獲得。Honda勢は他にジル・ド・フェランが73.666秒で3位、ダリオ・フランキッティが74.024秒で4位に入ったほか、中野信治も9位に入る健闘ぶりを見せた。以下マイケル・アンドレッティが74.963秒で13番手、エイドリアン・フェルナンデスが75.004秒で15番手、アレックス・ザナルディが75.059秒で16番手と続く。予選セッション中、アクシデントに見舞われてマシンにダメージを負ったポール・トレイシーとトニー・カナーンはそれぞれスペアカーで予選アタックを続行。ポール・トレイシーは23番手で予選を通過するが、トニー・カナーンは脳震盪のため予選アタックを断念、残念ながら決勝は欠場することとなった。

決勝 6月17日(日)
快晴に恵まれた決勝日、レースは午後2時5分にグリーンフラッグ。ポールポジションからスタートしたエリオ・カストロネベスがクリーンなスタートを決め、トップのままターン1を制すると、そのまま2位以下を引き離しにかかる。快調にリードを保つエリオ・カストロネベスに加え、チームメイトのジル・ド・フェランが3位。1999年以来優勝から遠ざかっているダリオ・フランキッティが4位につける。

4周目のフルコースコーション下、予選23番手スタートのポール・トレイシーがHonda勢でただ一人ピットインする作戦に出た。その後30周を境に、グリーンフラッグ下でライバル達が次々とピットインするなか、ポール・トレイシーはトップを狙う。しかしエリオ・カストロネベスが圧倒的なリードで、依然トップをキープ。ポール・トレイシーもやむなく36周目にピットインする。

4度目のフルコースコーション後、グリーンフラッグでレースがラスト7周となった時、2位を走行していたP.カーパンティエの隙をつきダリオ・フランキッティが一気にこれをパス、ここでHondaはワン・ツー体制となる。更にマイケル・アンドレッティ、ジル・ド・フェランらもパスし、それぞれ4位、6位へと順位を上げた。2位へ上がったダリオ・フランキッティは前を行くエリオ・カストロネベスに追いすがるが、エリオ・カストロネベスもラストスパートを掛けて応戦。

結局、スタートから一度もトップの座を譲ることがなかったエリオ・カストロネベスがダリオ・フランキッティに約0.7秒の差をつけ優勝。第2戦ロングビーチと同様のポール・トゥ・ウインとなる完全優勝で今季2勝目を挙げたカストロネベスは、昨年のこのデトロイトでCART初優勝を遂げて以来、恒例となっている“フェンス登り”を再び披露、地元デトロイトのファンから大喝采が上がった。

Hondaは昨年9月の第16戦以来となるワン・ツー・フィニッシュを成し遂げ、依然マニュファクチャラーズポイントでトップを維持。またドライバーズポイントでもカストロネベスがトップにわずか4ポイント差に詰め寄る結果となった。

一方、予選9番グリッドからスタートした中野信治だったが、31周目のピットストップで燃料がうまく入らず、70秒以上のタイムロスで22番手までポジションを下げてしまう。その後中盤以降から徐々にポジションアップを図り、44周目には15位、65周目には13位まで挽回するも、追い上げはそこまで。中野はチームオーナーでもあるエイドリアン・フェルナンデスの真後ろ、13位でレースを終了した。

 
 

H.カストロネベス(優勝)
夢のような週末だ。昨日の予選でポールを獲ることが出来たことで、レースへ向けて自信も高まったよ。ミスさえ犯さなければ絶対イケると思った。でも66周目の再スタートのあと、ピットから無線でタイヤの空気圧が少し下がっていることを知らされてちょっと心配になった。チャンピオン争いもこれからがいよいよ本番だ。引き続き得意のロードコースで頑張るよ。

D.フランキッティ(2位)
レース序盤の10周目に一瞬エンジンが息を止めたんだ。2〜3秒だったと思うけど、そのためにジミ−(バッサー)にパスされてしまった。2位に終わったけど、僕もチームも好結果が残せて良かったよ。

M.アンドレッティ(4位)
チームの作戦も上手くいったし、マシンのバランスも良かった。ライバル達のミスを見逃さず、最後にはベストラップをマークすることも出来たよ。スターティングポジションを考えると、今日の結果は上出来。ここはパスするのが至難の技だからね。

G.ド・フェラン(6位)
突然エンジンが止まってしまうまでは好調だった。いろいろとスイッチをいじっていたらなんとか再スタートしたんだけど、いっきに8位までダウンしてしまったよ。表彰台は硬いと思っていただけに非常に残念。次回に賭けるしかないね。

A.フェルナンデス(12位)
レース前半はまあまあの調子だったけど、オーバーテイクのスイッチが壊れてしまい、ポジションを下げる結果となった。シンジ(中野)は自分より速かったので、ミスを犯さずポジションをキープするのが大変だったよ。ポイントは獲れたけどまだやるべきことは沢山ある。

中野 信治(13位)
最初のピットストップでタイムロスしたのが痛かったです。そこから作戦が狂ってしまいました。2度目のピットストップでタイヤ交換をしなかったのですが、その為かバランスが悪くなりましたね。なんとしても次回のポートランドまでには問題を解決しておきたいです。

P.トレイシー(14位)
マシンはまあまあの状態だった。トップグループについて行くスピードはなかったので、なんとかぎりぎりの燃料で行く作戦に賭けたけど、1ラップ足らなかったようだね。チームクルー達も大変だったと思う。でもダリオ(フランキッティ)が表彰台に上がれたのは良かった。

A.ザナルディ(24位)
何が悪かったのかはっきりと分からないけど、今回は思うようにマシンのセットアップが決まっていなかった。アクシデントのことはあまり話したくないよ。お互いが責め合うことはあまり好きじゃないんだ。次回のポートランドまでにはマシンセットアップの問題を解決したい。

朝香充弘HPD副社長
今回CARTに理不尽なルール変更を強要され、金曜日の朝は走れなかったため、チームは大変だったと思う。そのようなCARTのアンフェアな要求に対して、Hondaの各ドライバーたちが大変燃えてくれ、エリオ(カストロネベス)が素晴らしい走りでポールトゥウインを達成したのはとてもうれしいですね。ダリオ(フランキッティ)も復活を思わせる活躍を見せてくれて、これからが楽しみです。

 
       
 
     
  CARTチャンピオンシップ 第7戦 結果表  
 
POS DRIVER ENTRANT/ENGINE STATUS
1 H.CASTRO-NEVES Marlboro Team Penske/Honda 89.008mph
2 D.FRANCHITTI Team KOOL Green/Honda 0.702sec
3 R.MORENO Patrick Racing/Toyota 2.891sec
4 M.ANDRETTI Team Motorola/Honda 3.386sec
5 C.FITTIPALDI Newman/Haas Racing/Toyota 13.465sec
6 G.DE-FERRAN Marlboro Team Penske/Honda 14.577sec
7 C.DA-MATTA Newman/Haas Racing/Toyota 15.084sec
8 P.CARPENTIER Player's/Forsythe Racing Team/Ford Cosworth 15.829sec
9 K.BRACK Shell Team Rahal/Ford Cosworth 16.320sec
10 M.GUGELMIN PacWest Racing Group/Toyota 19.675sec
11 M.PAPIS Miller Team Rahal/Ford Cosworth 20.055sec
12 A.FERNANDEZ Fernandez Racing/Honda 26.854sec
13 S.NAKANO Fernandez Racing/Honda 26.991sec
14 P.TRACY Team KOOL Green/Honda 1Lap
15 B.HERTA Zakspeed/Forsythe Racing/Ford Cosworth 11Laps
16 O.SERVIA Sigma Autosport/Ford Cosworth 16Laps
17 N.MINASSIAN Target Chip Ganassi Racing/Toyota 21Laps
18 J.VASSER Patrick Racing/Toyota 29Laps
19 B.JUNQUEIRA Target Chip Ganassi Racing/Toyota 31Laps
20 T.TAKAGI Derrick Walker Racing/Toyota 32Laps
21 A.TAGLIANI Player's/Forsythe Racing Team/Ford Cosworth 33Laps
22 S.DIXON PacWest Racing Group/Toyota 35Laps
23 M.WILSON Arciero-Blair Racing/Ford Cosworth 36Laps
24 A.ZANARDI Mo Nunn Racing/Honda 69Laps
25 M.JOURDAIN Jr. Herdez Bettenhausen/Ford Cosworth 69Laps
26 T.KANAAN Mo Nunn Racing/Honda
(参考:1mile=1.609344km)