M.アンドレッティ(2位)
妙なレースだった。レース中盤までは皆燃料をセーブする走りで様子をみたが、後半ペースアップした辺りから、急にアンダーステアに悩まされた。ケニー(K.ブレック)に簡単にパスされたのはそのためだ。ピットで抜き返したけど、そのあと抑えることが出来なかった。
A.フェルナンデス(5位)
やっとポイントを獲得できて嬉しいよ。スタートポジションを考えると、この結果は上出来だ。ピット戦略のおかげだね。Hondaエンジンの燃費はとても良く、最後のピットストップでは燃料補給のみだったので、タイムを短縮し、ポジションを上げることが出来た。
T.カナーン(6位)
マシンの調子はとても良くて、何も調整する必要が無いぐらいだった。だけど今日のレースでは燃料をセーブする作戦だったので、思い切ってライバル達をパスする機会が無かったのは非常に残念だ。自分にとっては我慢のレースだったよ。
G.ド・フェラン(7位)
今回のレースはとてもタイトで、オーバーテークが難しかったね。一時は3位を走っていたが、ジミー(バッサー)と接触しそうになり、失速してしまった。また2回目のピットストップでエンジンをストールしたのも痛かったよ。それがなければ5位以内に入っていたのにね。
D.フランキッティ(9位)
最初のアクシデントの際にコース上に破片が散乱して、それを避けようとしたら6〜7台にパスされた。ピットストップでレブリミッターをリセットし忘れ、2回もエンジンストールしてしまった。後半追い上げることが出来たけど、思いどおりの結果が得られずとにかく残念だ。
A.ザナルディ(11位)
2ポイントを獲るために相当苦労したよ。それでもこの結果は過去の優勝にも勝るとも劣らない価値がある。アンダーステア気味なマシンだったが、パスが難しいこのコースでも何度かパスできたのは良かった。ただ、センサーの誤作動でペナルティを食らったのは残念だったね。
中野 信治(16位)
午前中のウォームアップでミスを犯してしまい、マシンを大破してしまいました。マシンの調子は上出来だったので、非常に残念です。チームクルーがすぐにTカーをセットアップしてくれたお陰で、なんとか決勝を走ることができました。今回は色々と勉強になるレースでした。
P.トレイシー(24位)
たぶんオープニングラップのアクシデントの時に接触し、マシンに何らかのダメージがあったんだと思う。再スタート後のターン1でいきなりコントロールを失ってしまった。もともとここでのレースはとても好きで、マシンも好調だっただけにこのような結果は非常に残念だ。
H.カストロネベス(26位)
ケニー(ブラック)のブレーキングが少し早く、タイヤとタイヤが当たってしまった。それでバランスを崩し、なんとか体制を整えることができそうだったが、後続に接触されてそれで終わってしまったよ。クルーががんばってとてもいいマシンに仕上がっていただけに、残念。
朝香充弘HPD副社長
今回は序盤にエリオやポールがいなくなって残念でしたが、それをマイケルがしっかりカバーしてくれて、とても心強いものを感じました。また、マイケルが2位に入ったことでマニュファクチャラーズ・ランキングでもトップになり、これから続くストリートとロードコースでもこの調子を維持していきたいと思います。
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