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2001 CARTチャンピオンシップシリーズ
  第3戦 ダラス(テキサス州)
 
  2001年 4月29日開催 前のレースへ | 次のレースへ  
  天候:晴れ 気温:25℃  
     
  中野信治がHondaで最速、日本人の過去最高となる予選5位を獲得!
しかしレースは安全性の理由により、順延(後日、中止)
 
 
 
日本人の過去最高となる予選5位を獲得した中野の走り 最大24度のバンク角を持つテキサス・モーター・スピードウェイ 今後の活躍を期待させる中野の笑顔
 
 

今年初のオーバルとなる第3戦は、テキサス州フォートワースの郊外に位置する"テキサス・モーター・スピードウェイ"で開催。CARTにとって初開催となる一周1.48マイルのオーバルコースは、コーナーで最大24度のバンク角を持つ。

予選 4月28日(土)
土曜日に行われたオーバル特有のシングルカー・クオリファイ方式の予選では、中野信治がHondaV8ターボエンジン勢の中でただ一人23秒を切る22.988秒のタイムをマークし、3列目5番グリッドを確保。日本人の過去最高の予選順位を獲得した(これまでは1999年のヒューストンで服部尚貴が記録した7位が最高)。中野の横、6番グリッドには23.003秒をマークした1997年と1998年のチャンピオン、アレックス・ザナルディで、昨年のシリーズチャンピオン、ジル・ド・フェランは23.067秒のタイムで7番手。更にポール・トレイシーが23.097秒で10番グリッドに入り、トップ10を締めくくる。以下エイドリアン・フェルナンデスが23.116秒で12位、トニー・カナーンが23.142秒で14位と続き、ダリオ・フランキッティは23.142秒で16位、マイケル・アンドレッティも急なバンク角を持つこのオーバルコースに手を焼き、23.215秒で18番グリッドに留まる。また、前回の第2戦ロングビーチでポールトゥウィンを達成したエリオ・カストロネベスは、今回23.292秒とやや出遅れ、19番手からのスタート。

決勝 4月29日(日)
午後2時から予定されていた決勝レースだが、CARTは安全性が確保されないという理由で、急遽レースを順延とすることを発表した。今回、24度のバンク角によって発生する5.5Gもの重力に、25人中21人のドライバーが走行後、目眩などの身体の異常を訴えるという事態が発生。そのため安全を最優先するCARTは、対策案が決まるまでレースの延期を決定した。なお、今後のスケジュールについて、正式な発表は出ていない。

 
 

中野 信治(予選5位)
僕も最初はクラクラしたんですけど、久しぶりのオーバルだからそうなったんだと思ってました。けど、話を聞くと他のドライバーはずうっとそうだったということで、これが250周も続くとどうなるかっていうのは、誰も経験が無いんで分かりませんからね。昨日の予選は、Hondaのドライバーの中で一番だったのがうれしかったです。そういった意味で今回レースを走れなかったのはとても残念ですけど、このようなスーパースピードウェイでのいいセッティングが見つかったので、もてぎもこの調子を維持していきたいですね。