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第4戦 イギリスGP
4月23日(日)霧のち晴れのちにわか雨
 

 イギリスに来て、今日が一番安定した天気だったかもしれません。午前中こそ、濃霧のためにウォームアップが1時間以上も遅れてしまいましたが、それ以降は青空が広がって比較的暖かかったし。お決まりのにわか雨も、レースが終わってしばらく経ってからでした。

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朝7時すぎ。レース当日の今日は、さすがに一般車両を締め出すわけにはいかない。ということで、サーキット手前は少し渋滞してました。と言っても、例年に比べればずっと少ない。復活祭の休暇の真っ最中で、他に出かけてる人も多かったんでしょう。すでに霧は出始めていたけど、この時点ではまだ視界は200mくらいはあったかな。


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これは昨日夕方のイベントです。F3000も含めて、ブラジル人ドライバーが勢ぞろいして、「ブラジル発見500周年」を祝いました。「発見」という表現はちょっとどうだろと思うけど、当のブラジル人たちにはそんなこだわりはないみたいです。
それよりケーキの表面に、「500 YEARS DINIZ」とあるのが見えますか?これじゃディニース500歳の誕生パーティみたい。なぜかディニースだけが、ヘルメットも500周年記念の特別カラーリングで、気合入ってました。


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いよいよレースが近づいてきました。霧も晴れて、穏やかな天気。表彰台の真下の空間に、表彰式用の国旗がひっそりと置かれています。参加しているドライバーの出身国の国旗。もちろん誰が優勝してもいいように、ドライバーの数だけ用意されてます。4人以上いるイギリスとドイツは、3枚しかなかった(と思う)。今年は日の丸がないのは、やっぱりちょっとさびしいですね。


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グリッド上で、ジョク・クリアと話し込むビルヌーブ。ウィリアムズ時代からずっとコンビを組んでいるエンジニアです。今日の戦略の確認をしているのでしょうか。もしトラブルさえなかったら、少なくとも4位には入ってたでしょう(タラレバは禁物ですが)。その意味では、作戦は間違ってなかった。
ところでジャックは、とにかくグリッドに付いたら、よほどのことがない限りコクピットから離れません。集中力を増すため?めんどくさいだけ?どうしてなのか、今度聞いてみよっと。


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そのジャックのマシンの前で、軽く立ち話をしていた保坂さんとポラック。レース直前のグリッドというのは、不思議なほどのんびりした雰囲気です。今回はスペイン国王とか来てましたが、有名人がドライバーと握手し合ったり、言葉は悪いけど立食パーティとあまり変わらない感じ。
もちろんスタッフはその中で血マナコになってますが、第三者はノホホンなわけです。ドライバーも大部分は、この時点ではリラックス。エンジンに火が入ってから、スイッチがパチンと切り替わって、凄い集中力を発揮する。その辺が並みの人間と違うんでしょうね。


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戦いすんで、日が暮れかけて。めまぐるしく天気が変わったこの週末を象徴するような、雨上がりのパドックでした。

   


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