ホンダホームページへ
モータースポーツへ
INFOSへ

| BACK | RESULTS | RANKING |
 
ロードレース世界選手権シリーズ
第1戦日本GP


WGP開幕。M.ビアッジ、500ccデビューウイン!!
岡田が2位につけ、ホンダNSR500、1-2フィニッシュ!!

'92年以来、6年ぶりに開幕の舞台となった鈴鹿サーキットは、500ccデビューレースとなるビアッジが、それまでのレコードを2秒も更新するタイムでポールポジションを獲得し、予選から大きな盛り上がりぶり。岡田3番手。ドゥーハン4番手。
ビアッジは決勝でも絶好調!オープニングラップこそ阿部(Y)、芳賀(Y)の地元勢に先行を許すも、2周目にはトップに立ち、以降は、独走態勢で、後続に5秒以上の大差をつけポールtoフィニッシュを飾った。2位には、芳賀(Y)との激しい激戦に競り勝った岡田がつけ、ホンダNSR500は1-2フィニッシュ!
ディフェンデイングチャンピオン・ドゥーハンは終盤にさしかかった16周目にマシントラブル発生。無念のリタイアとなった。
250ccはワイルドカードの加藤がポールポジションを獲得。僅差で宇川が2番手につける。決勝は、スタート良く飛び出した宇川がオープニングラップを制し、序盤レースをリードするが、トラブル発生で、後退。以降は、加藤、中野(Y)、松戸(Y)の激しいトップ争いとなるが、加藤は、3周目以降、ファイナルラップまでトップを守り切り、日本GP2連勝を飾った。宇川は、トラブルを押して周回を重ねたが、終盤15周目に惜しくもリタイアとなった。
125ccは、表彰台を独占した日本人勢3台のタイム差が、0.201秒という大激戦を展開した。

岡田 忠之(2位)
スタートを失敗して、追い上げるのに時間がかってしまい、ビアッジに離されてしまいました。悔しいけど、まだ、闘いは始まったばかりなので、2位で満足してます。芳賀選手とのバトルは、いい勉強になりました。次のマレーシアでは、きっと、今日以上の走りをします。期待していてください。

A.クリビエ(4位)
予選10番手から、決勝では4位になれたんだから、とてもハッピーだ。走っているうちに、自分の走りのリズムを掴むことが出来たのが、何よりの収穫だと思う。このシーズンオフには、転倒ばかりしていて、自信を無くしていたけど、少し、自信を取り戻せた。

S.ジベルノー(10位)
オフのテストで怪我をしてしまったタクマの代役として、REPSOL HONDA で走れることになった。素晴らしいチームとマシンに出会うことが出来たのに、10位という成績には満足していない。でも、これから、トップに追いつくように頑張りたい。

M.ドゥーハン(リタイア)
1コーナーでコースアウトしてしまった。その後、必死で他のライダーを追いかけたが、今度はエンジンが止まってしまった。でも、まだ開幕戦。挽回のチャンスはある。

加藤 大治郎(優勝)
HRCのスタッフが、本当に良くマシンを仕上げてくれたので、思いっきり走れました。無我夢中で、前だけを見て、一生懸命に走りました。世界GPを目標にしている僕にとって、年に1度だけ出れる日本GPは、本当に特別なレース。どうしても、勝ちたかったから、すごく嬉しいです。勝てたことで、世界GPを走りたいという気持ちが、また、強くなりました。

宇川 徹(リタイア)
最高のスタートを切れたのですが、序盤からタイヤが磨耗してしまい、コントロールが難しくなってしまいました。何とか、上位をキープしたいと思って懸命に走りましたが、エンジンのパワーが無くなり、最終的に壊れてしまいました。勝ちたかったから、すごく、残念です。
でも、レースは始まったばかり。巻き返しに期待していてください。


ロードレースはレース専用の舗装路(サーキット)を周回して争われる競技で、その最高峰に位置する世界選手権は、ヨーロッパを中心に、アジア、オセアニア、南米などの世界各国を転戦して行われます。2輪の純粋なレーシングマシンを使用して闘われるシリーズ戦で、排気量は500cc、250cc、125ccの3つのクラスに分けられ、メーカーの威信をかけて造られたマシンと最高のテクニックを持ったライダーたちが繰り広げるドラマは、多くのファンの心を捕らえています。
シリーズ戦として開催されるようになったのは、1949年。
ホンダは、常に世界GPのパイオニアとして活躍、'97年は500cc、250ccの両クラスでチャンピオンに輝きました。

●次戦は、4月19日 マレーシアGPです。

| BACK | RESULTS | RANKING |