4月1日、記念すべき1本目の32尺長の外板材をチークの上に張る。佐野社長(奥側)のアドバイスを受ける龍也氏。 位置が決ったところで、舳(みよし=ステム)との合わせ部分に、鉋を掛ける龍也氏。 1本目のホンジュラス・マホガニーが接着された。 続いて2本目のホンジュラス・マホガニーが張られた。すでに1本目には直径3分のガイドホールが開けられ、木ねじで1層目のチーク材に固着されている。 張られた外板材に、次々に木ねじがねじ込まれていく。 3分(9mm)のガイドホールを埋めるために、柾目のホンジュラス・マホガニーで入れ木を製作。 これが入れ木だ。 無数に開いていたガイドホールに入れ木が埋め込まれ、そしてサンディンされた右舷。もの凄い美しさだ。 向かって右(右舷側)は2層目のホンジュラス・マホガニーを張り終えた。一方の左舷側は1層目のチーク材。 左舷側の外板材を張る龍也氏。横に建造がはじまった和船が見える。 取材協力:(有)佐野造船所 文・写真:大野晴一郎