Vol.3 「構図」を覚えてプロみたいな写真を撮ろう!
その2
場面に応じていろいろな構図を使い分けてみよう!
より躍動感を出したいときは「対角線構図」がおすすめ。こちらの写真は、道路や並木を写真の対角線上に配置しているので、対角線に沿って目線が動き、こちらに向かってくるような躍動感があります。道路やガードレール、山、川、運動場のトラック、遊園地のジェットコースターなど、対角線に配置できるものなら背景は何でも応用できます。
構図にはめたけどピンと来ない。そんなときは思い切ってズームイン&アウトをしてみましょう。レンズを回すだけで世界が大きく変わります。構図を学ぶとそれに捕らわれてしまいがちですが、ときには撮りたいものを大胆に撮ることも忘れずに。思いがけず印象的な写真が撮れることも。
兄弟写真を撮るときに使いたい構図ですね
子どもふたりを撮るなら「シンメトリー構図」で面白い写真が撮れます。中心を決めて左右対称に子どもを配置するだけなので、構図は簡単に決まります。ブランコやシーソー、地球儀型のジャングルジムなど、公園にある遊具を使ってもいいですね。ふたりの座り方やポーズも揃えるとさらにユニークな雰囲気に。
撮りたいものがハッキリしているなら敢えてド真ん中に置いて撮るのもアリ
最後に一番カンタンな「日の丸構図」をご紹介します。花や料理、人物など伝えたいものが明確にあるときに使います。ただし間延びするとシロウトっぽい写真になりがちなので、寄れるだけ寄って撮るのがコツです。ズームを上手に使いましょう。
Vol.3 「構図」を覚えてプロみたいな写真を撮ろう!