ママのためのデジカメ講座

その2

絶対にオシャレに見える「構図」のルール(2)

場面に応じていろいろな構図を使い分けてみよう!

その2 絶対にオシャレに見える「構図」のルール(2)場面に応じていろいろな構図を使い分けてみよう!

動きや奥行きが出る「対角線構図」

より躍動感を出したいときは「対角線構図」がおすすめ。こちらの写真は、道路や並木を写真の対角線上に配置しているので、対角線に沿って目線が動き、こちらに向かってくるような躍動感があります。道路やガードレール、山、川、運動場のトラック、遊園地のジェットコースターなど、対角線に配置できるものなら背景は何でも応用できます。

道路や並木が背景にあると対角線構図がつくりやすい

道路や並木が背景にあると対角線構図がつくりやすい

対角線を表示する

手前右から、道の進行方向に沿って目線が動き、歩いているふたりの動きや奥行きが伝わる写真に

手前右から、道の進行方向に沿って目線が動き、歩いているふたりの動きや奥行きが伝わる写真に

対角線を表示する

構図にはめたけどピンと来ない。そんなときは思い切ってズームイン&アウトをしてみましょう。レンズを回すだけで世界が大きく変わります。構図を学ぶとそれに捕らわれてしまいがちですが、ときには撮りたいものを大胆に撮ることも忘れずに。思いがけず印象的な写真が撮れることも。

構図を気にするあまりマンネリ化してきたら、大胆にズームイン! 特に旅先では背景重視で広い画ばかりになりがち。子どものイキイキした表情をキャッチすることも忘れずに

構図を気にするあまりマンネリ化してきたら、大胆にズームイン! 特に旅先では背景重視で広い画ばかりになりがち。子どものイキイキした表情をキャッチすることも忘れずに

逆に家で撮るときは寄りの写真ばかりになりがち。そんなときは大胆にズームアウト! 子どもの小ささが引き立つかわいらしい写真に

逆に家で撮るときは寄りの写真ばかりになりがち。そんなときは大胆にズームアウト! 子どもの小ささが引き立つかわいらしい写真に

ユニークな「シンメトリー構図」、カンタンで難しい「日の丸構図」

兄弟写真を撮るときに使いたい構図ですね

兄弟写真を撮るときに使いたい構図ですね

子どもふたりを撮るなら「シンメトリー構図」で面白い写真が撮れます。中心を決めて左右対称に子どもを配置するだけなので、構図は簡単に決まります。ブランコやシーソー、地球儀型のジャングルジムなど、公園にある遊具を使ってもいいですね。ふたりの座り方やポーズも揃えるとさらにユニークな雰囲気に。

撮りたいものがハッキリしているなら敢えてド真ん中に置いて撮るのもアリ

撮りたいものがハッキリしているなら敢えてド真ん中に置いて撮るのもアリ

最後に一番カンタンな「日の丸構図」をご紹介します。花や料理、人物など伝えたいものが明確にあるときに使います。ただし間延びするとシロウトっぽい写真になりがちなので、寄れるだけ寄って撮るのがコツです。ズームを上手に使いましょう。

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