Vol.3 「構図」を覚えてプロみたいな写真を撮ろう!
その1
誰でもプロみたいな写真が撮れる「黄金比」を覚えよう!
キレイに撮れているのに何だか垢抜けない。そう思う原因は「構図」にあるかもしれません。メインで撮りたいものを決めたら、それを活かすために引いたり寄ったりして余計なものを省く。それが構図の基本的な考え方です。まずは構図の基本である「タテ」と「ヨコ」の違いを見てみましょう。同じ場面を撮ったこちらの写真、ヨコの方がいい写真に見えませんか? 左の大きく空いたスペースに、手前にある木を入れることで、奥行きが出て人物に目が行きやすくなっているからです。
一方、こちらの写真は、背景がシンプルな白い壁なので、ヨコだと間延びして見えます。タテで撮って余計なものを省いた方がスッキリしていい写真に。このようにタテ・ヨコどちらで撮るべきかは場面によって異なります。
三分割した線の交点に撮りたいものを配置
数ある構図のパターンの中でも一番カンタンで効果的なのは「3分割法」と呼ばれるもの。このようにタテヨコに2本ずつ分割線を引いたときの交点に撮りたいものを配置します。大体でいいので、「中心からちょっとずらす」と覚えておけばOKです。
Vol.3 「構図」を覚えてプロみたいな写真を撮ろう!