スズキ
分類
スズキ目スズキ亜目スズキ科スズキ属
学名
Lateolabrax japonicus
別名
出世魚で、約30cm以下をセイゴ、60cmくらいまでをフッコ、それよりも大きなものがスズキ。ルアー釣りでは「シーバス」の呼称が一般的

3枚おろしのやり方

基本の3枚おろしと、刺し身(洗い)にする際の腹骨、血合骨、皮を処理して節身を作る方法をご紹介。
1
ウロコ引きを使って胴体のウロコをくまなく引き落とす。
ウロコ引きを使って胴体のウロコをくまなく引き落とす。
2
ヒレ際などの細部にはウロコが残りやすいので、包丁の切っ先でていねいにこそげ落とす。
ヒレ際などの細部にはウロコが残りやすいので、包丁の切っ先でていねいにこそげ落とす。
3
次に胸ビレと腹ビレに沿ってたすきに頭を切り落とす。
次に胸ビレと腹ビレに沿ってたすきに頭を切り落とす。
4
腹を割って内臓を手で引っ張り出す。
腹を割って内臓を手で引っ張り出す。
5
さらに続けて白っぽい浮袋を指先や包丁ではがし取る。
さらに続けて白っぽい浮袋を指先や包丁ではがし取る。
6
中骨主骨に付着している血ワタを竹製のササラや歯ブラシで掃除する。水洗いをして水気をふき取ると下処理は終了
中骨主骨に付着している血ワタを竹製のササラや歯ブラシで掃除する。水洗いをして水気をふき取ると下処理は終了。
7
3枚おろしは包丁の刃で中骨の上をなでるように、背身と腹身の上下から中骨主骨に届くまで深く切れ込みを入れる。
3枚おろしは包丁の刃で中骨の上をなでるように、背身と腹身の上下から中骨主骨に届くまで深く切れ込みを入れる。
8
その際、中骨主骨と腹骨の接合部は軟骨を1本ずつ切り離しておくと半身が切り取りやすい。
その際、中骨主骨と腹骨の接合部は軟骨を1本ずつ切り離しておくと半身が切り取りやすい。
9
尾の付け根に包丁を差し入れ、頭の切り口に向かって2枚の半身を切り取ると3枚おろしの完成。
尾の付け根に包丁を差し入れ、頭の切り口に向かって2枚の半身を切り取ると3枚おろしの完成。
10
刺し身にする際はさらに腹骨をそぎ落とす。
刺し身にする際はさらに腹骨をそぎ落とす。
11
さらに背身と腹身に切り分けつつ、両身の接合部に並ぶ血合骨を薄くそぎ取る。
さらに背身と腹身に切り分けつつ、両身の接合部に並ぶ血合骨を薄くそぎ取る。
12
最後に尾の付け根をつかんで皮を引く。
最後に尾の付け根をつかんで皮を引く。
※この図鑑は、釣り人のために作られています。
そのため魚の名称は標準和名ではなく、釣りの人の間で呼ばれている通称名が使われているものもあります。