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釣り方
廣瀬弘幸さん
廣瀬 弘幸さん
昭和38年生まれ。福井県在住。九頭竜川水系のヤマメ、アマゴ、イワナ、そしてサクラマスをねらうルアーフィッシングに精通する。サクラマスを育む環境整備のための有志団体「サクラマスアンリミテッド」会長を務める。

サクラマスの習性

サクラマス
サクラマスとは海に降って大きく育ったヤマメのこと。おもに生後2年目の春に海へ降り、翌年の春に生まれた川に帰ってくる。海洋生活期は小魚から動物性プランクトンまで幅広く食べ、平均50〜60cmにまで大きくなる。大型になると70cmを超える。
河川に帰ってきてからは秋の産卵までエサを食べないと言われていて、その性質がルアーフィッシングにおけるゲーム性を高めてもいる。北陸地方と東北地方の河川がおもな釣り場。河川によって規則が異なるが、基本的に遡上を開始する初春から梅雨頃まで釣りを楽しめる。
サクラマス
厳めしい容貌とまぶしいほどの銀色ボディーが特徴。釣りあげられた直後にうっすらピンク色を浮かべる魚も多い。
サクラマスのパーマーク
ヤマメで見られるパーマーク(斑紋)は完全に消える。海から遡上したばかりの魚はウロコがはがれやすく、淡水に馴染むにつれて定着するようになる。
※このコンテンツは、2017年5月の情報をもとに作成しております。最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※環境省レッドリスト等の掲載種については、法令・条例等で捕獲等が規制されている場合があります。必ず各自治体等の定めるルールに従ってください。