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石垣尚男「バーコード・ステルス毛バリ」の巻き方

石垣尚男「バーコード・ステルス毛バリ」の巻き方
長い試行錯誤を経て、石垣尚男さんが得た結論は「毛バリは二の次、三の次の要素で、重要ではない。どんな毛バリでもいい」というもの。もちろん最低限満たすべき要素はあるはずだが、あまりこだわらなくても釣果に影響しないという。

現在愛用しているこの毛バリ。名前の由来は「バーコードのようにぱらっと巻いた、ステルス(見えない)毛バリ」。
「毛バリが見えないと釣りにならない」では、夕マヅメや逆光時に何もできない。ラインの変化や水中で反転する魚の輝きなどでアタリを取ればいいので、あえて見やすくする必要はないのである。
フックサイズは12番が基本で、状況に応じて多少サイズを変える。

準備する道具

準備する道具
1. ハックル(羽根)は3000円程度で入手可能
2. スレッド(糸)は100円ショップで売られているミシン糸。スムーズに巻くためにボビンホルダーを使用
3. ハリはアイ付きで、サイズは10~12番
4. ハックルプライヤーとハサミ
5. ハリを固定するためのバイス
6. 瞬間接着剤

巻き方

1
12番くらいのアイ付きのハリをバイスに固定
12番くらいのアイ付きのハリをバイスに固定
2
石垣さんの場合は下巻きをしない。まずヘッドを巻く
石垣さんの場合は下巻きをしない。まずヘッドを巻く
3
羽根の軸を、このようにハリに添える
羽根の軸を、このようにハリに添える
4
スレッドで羽根をしっかり巻いていく
スレッドで羽根をしっかり巻いていく
5
ハックルプライヤーでしっかりと羽根をつまみ、ボビンホルダー(スレッド)とハックルプライヤー(羽根)を交差させる
ハックルプライヤーでしっかりと羽根をつまみ、ボビンホルダー(スレッド)とハックルプライヤー(羽根)を交差させる
6
ハックルをフックに数回巻き付ける。この時にハリ先の方向に巻く
ハックルをフックに数回巻き付ける。この時にハリ先の方向に巻く
7
羽根の先を、スレッドで巻いて固定
羽根の先を、スレッドで巻いて固定
8
余分な羽根をカットする
余分な羽根をカットする
9
指でハックルをアイ側に寝かせる。逆さ毛バリにする場合は、ハックルの根本をスレッドで強めに巻く
指でハックルをアイ側に寝かせる。逆さ毛バリにする場合は、ハックルの根本をスレッドで強めに巻く
10
ボディを作るためにスレッドを巻いていく。太さは往復させる回数で調整
ボディを作るためにスレッドを巻いていく。太さは往復させる回数で調整
11
ハーフヒッチの手順はこう。まずスレッドを指にかける
ハーフヒッチの手順はこう。まずスレッドを指にかける
12
このように指に巻く
このように指に巻く
13
指に巻いてできた輪に、毛バリをくぐらせる
指に巻いてできた輪に、毛バリをくぐらせる
14
このあたりで、輪を締めればOK
このあたりで、輪を締めればOK
15
余分なスレッドをカット
余分なスレッドをカット
16
瞬間接着剤を、カットしたあたりに付ける
瞬間接着剤を、カットしたあたりに付ける
17
これで完成
これで完成
※このコンテンツは、2012年7月の情報をもとに作成しております。 最新の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
※環境省レッドリスト等の掲載種については、法令・条例等で捕獲等が規制されている場合があります。必ず各自治体等の定めるルールに従ってください。