シビックTYPE R

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

新車で購入したタイプR、もうすぐ13年♪

シロのアール@ワタルさん
男性/40代/石川県

タイプRX
2013年7月6日

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前のクルマの調子が悪くなったから きっかけ:
前のクルマの調子が悪くなったから
走行性能 最も満足しているのは:
走行性能
満足度5
新車で購入したタイプR、もうすぐ13年♪
クルマのご購入を考えたきっかけ
2000年に以前乗っていたH3年式イエローのビート(PP1)が通勤帰宅途中、国道直進中に前から右折してきた○OLFに衝突(涙)
数日して目覚めた時、最初に見えたのは集中治療室の天井でした。
事故に遭ったと聞き、妻との面会で相手に怪我がなかったことを聞き安堵したのと同時に涙が出たのを今でも鮮明に覚えています。
相手の過失であったとはいえ、相手が無事であったのは幸いでした。
話を聞けば相手の○OLFもビートも廃車…シートベルトをしてなければ間違いなくこの世にいなかったことでしょう。ビートが身を挺して俺を守ってくれた、そう思わずにはいられません。
しかしながらサスやエアクリ・マフラーなどいろいろ手を入れた車両であり、長く乗ろうと思っていた大事にしていたあのビート、今でも残念でなりません。道でビートに乗ってる人を見ると懐かしくもありうらやましくもあります(苦笑)
ご購入までのエピソード・ストーリー
踵の復元の手術後、傷口がふさがらず結果4カ月も入院を強いられることとなったわけですが、その間のツラいリハビリを頑張れたのは、もう一度マニュアル車のクラッチとアクセルを踏みたいということ。これを目標に踏ん張りました。
脳の損傷が右の手足にかかわる場所であったため、ソレも妨げとなり退院後も長いリハビリ期間を要しました。最終的には完全に治ることはなく障害は残りましたが、それでもまた車が運転できるまで回復したのは幸いでした。
そのリハビリの合間に車雑誌を見て次の愛車を物色、これもリハビリへの活力となっていたのは確かです☆
当初、インテグラ タイプR(DC2)を考えていました。
が、車雑誌のEK9型シビック タイプR生産終了間近の記事と新しいタイプR、EP3型のスクープ記事を目にし、居ても立っても居られず、まだ立つ練習のリハビリ中であったにも関わらず担当医に無理を言って松葉杖を借りて外出、ホンダプリモ店に向かいました。
ディーラーでシビックが欲しいと言ったところもう受注を終えていると言われましたが、タイプRが欲しいと言ったところタイプRならと商談開始、標準モデルで即日契約しました。もしここで契約が間に合わなかったらDC2になってたことでしょう。
色についてはビートと同じイエローにしたかったのですが、家族からもう黄色は恥ずかしいからやめてと言われ、チャンピオンシップホワイトに(笑)
が、後日病院まで担当の方が来て、もうR・Xしか生産していないと…。
CDプレーヤーとかは必要なかったんですが、それしかないならと変更し、R・Xで契約。残念ながら退院は間に合わず、入院中に納車の運びとなりました。
それでも納車は何度経験してもうれしいものです、心躍るのを感じずにはいられませんでした。いっそうリハビリに力が入ったのは言うまでもありません、あれほどの事故からここまでの回復は、身を挺して俺を守ってくれたPP1ビートと、俺にまた運転をしたいとより一層力を与えてくれたEK9シビック タイプRのおかげ。そういう意味で2台のHonda車に俺は救われました。
余談ですが当時入ったばかりの担当が俺と契約を交わしたのですが、そんな彼が今ではそのHonda Carsの役員となっているのも月日を感じさせます☆
何が購入の決め手になりましたか?
最初はもう一度ビートを探して買おうとしてましたが、親戚のおじさんまで病院に来て猛然と反対され断念…。
親からももう軽自動車はやめて普通車にしてほしいと懇願されました。通勤のコスト考えると楽しい軽をと、もう一度ビートにしたかったのですが、事故のあとでしたので仕方がないことでした。今の軽なら許されたんでしょうけど、当時の軽ではやむを得ませんでした。
候補はやはりタイプR、生産がもうすぐ終わるというのと次期タイプRは2000ccであるということを知り、ZCから脈々と受け継がれてきたHondaテンロクを新車で購入できる最後のチャンスと感じ、指名買いでした。
DC2も欲しかったのですが、事故で大きなケガをしたこともありDC2よりEK9の方がシャシーが新しく、安全性も向上していたようだったので家族の了承も得られたのも大きなポイントでした。
同じクルマを検討している人へアドバイス!
もう生産が終わってこの秋で13年が経とうとしてます。来年から自動車税が1割上がるのは残念ですが、20世紀最後の最高のテンロクエンジンを味わえるのはこのクルマしかありません。
社外パーツもまだまだ豊富で、楽しみ方も幅広く魅力も色あせていないと思います。
B型VTECエンジンは、車好きなら一度は乗ってほしいと思う官能的なエンジンです、もし程度のいいクルマが並んでいたら即買いお勧めします☆
Hondaエンジンが20世紀までは他社とは回転方向が逆であるところも、このエンジンが古くからのHondaの伝統を感じずにはいられません。
俺のEK9はもうすでに18万キロを超えましたがエンジンはまだまだ元気。マウントやブッシュなど消耗品をきちんと管理していればサーキット走行も十分こなせます。仲間には、20万キロオーバーと俺より距離を走っているEK9も多々おりますし、どれもまだまだ元気です。エンジンのHonda、さすがです☆これだけの距離を走っても8000回転以上も楽々、軽快に回ります♪キャリパーを社外品にして、ホイールと干渉しないようにワイドトレッドスペーサーとワイドフェンダーを導入して、現在公認を取って3ナンバーに構造変更し完全車検対応車にしてますます楽しさを増しております。インテRなどからの純正部品流用なども数多く楽しめるのもEK9のいいところ♪そろそろ中古買うにもいい車体が減りつつあります。出会ったらそれは運命、ぜひとも購入して大事に乗ってほしいですね☆