アコードユーロR

購入検討中の方必見!オーナーの購入体験記

調和、それは青い隼

H.M.Akakuraさん
男性/30代/千葉県


2008年08月16日

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子供が産まれるから きっかけ:
子供が産まれるから
調和、それは青い隼
クルマのご購入を考えたきっかけ
長年の愛機CR-Xは第1子誕生後も我が家の旗艦として活躍、齢17年目もまだまだかくしゃくとした走りを披露していた。ただ、流石に経年劣化は避けられず、小さな故障が頻発するようになってきた。その度に公私の知人に話題を提供し、妻の友人たちにも話題を提供してきた。何かとお騒がせなこのクルマ、そろそろ買い換えしようか。いやいや、お子様受けも良いし気に入った車だから直してまだまだ乗ろうか。
気持ちが揺れ動いていたそんなとき、ツマから第2子懐妊の知らせ。「やったー。」と歓喜に浸る間もなく、次にツマから「クルマ、どうするの?」と質問された。近い将来、CR-Xに4名乗車の荷は重すぎる。さあ、どうする?私。
ご購入までのエピソード・ストーリー
結婚、第1子誕生等、数々の荒波を前に代替の話が出ては予算の都合で消え、しぶとく(?)乗り越えてきたCR-X。彼女には悪いが、今回はツマも代替に前向きという千載一遇の好機。
日々、新車、中古車問わずに候補車を選び、提案、駄目出しの繰り返し。トゥデイ、ライフ、フィット、シビック、インテグラ、プレリュード等々。長距離の運用もあるから軽はちょっと…、街ですれ違いすぎてイヤだ、乗り降りが辛い、ミッションは絶対MT、乗り心地が固すぎる、ミニバンはイヤだ、とツマと互いに言いたい放題だった。
お互いの主張の落としどころとして候補に挙がった車がアコードだった。アコードのMT車が欲しいと探してはみたものの、極端に古い年式かユーロRぐらいしかない。出かけついでにお店を回って現車の確認、試乗を繰り返した。ツマはユーロRの使い勝手と乗り心地に満足していたが、予算の都合でなかなか前に進まなかった。このままだとCR-Xの車検切れを前に車が見つからないから、CR-Xを延命して気長に車を探す事にしようか…。
ある日、とある中古車店のホームページに比較的安価な気になる車を発見、ツマの実家からさほど遠くなかったこともあり、出かけついでに見てみようと思っていた矢先、車買い取り店から1本の電話。1年前にCR-Xを登録したときのデータが生きていたらしく、まだあるならば売って欲しいという話だった。
値段の付かない車を引き取ってもらえるというおいしい話だが、代替機がない状況ではどうにもならない。この二つの話をツマに話したところ、「車を一緒に見に行ってもいい。」と前向きな発言。ただ、週末は弟の家に行く予定があったので次週に行く予定つもりだった。
ところが弟から都合で予定を変えて欲しいという連絡が来た。週末の予定にぽっかりと穴が開いた。急遽前倒しで車を見に行くことになった。後継機購入を阻む要因が次々と自ら退いて道を開けていくような状況は何と言えばよいのだろうか。私は妻子と一緒に店に向かった。幸いにもアコードユーロRがまだ売れずに残っていた。小傷はあるが大きなダメージのない車、試乗した感触も良好。ここに至りて運命の糸を感じた私はツマのサポートもあり、購入を決断したのである。
何が購入の決め手になりましたか?
実は何年も前から気になっていたアコードユーロR。後継機もHonda車+長く使用することを考えると実用的な車が欲しい+私の趣味が反映された車、という方程式から導き出された結論はこの車しかなかった。
決め手は、
 ・走りの良さは言うに及ばず 
 ・CR-Xに比べれば格段に上質な内装と乗り心地と座り心地が家族に好評
 ・上品なスタイルとアークティックブルーパールの美しさ
 ・必要充分な広さと大きさ
 ・エアバッグ、ABS等、安全性能の高さ
 ・ほとんどすれ違わない希少性(Hondaさん、ごめんなさい)。
新しい旗艦は運転をするほど、その奥深さに感嘆、その印象は外装と相まって「青い隼(ハヤブサ)」とでも言おうか。何でこんないい車をみんな乗らないのだろうか、と思ってしまう。
ツマが運転をしないので車選びは私の意志を反映しやすかったという有利な状況はあった。しかし、多少の予算オーバーをツマが許してくれたのは、日々の家事分担、家族への貢献、何年にも及ぶ地道な市場調査とユーロRが欲しい、というアピールをめげずに繰り替えした執念のたまものといえる。
振り返ってみると、使用目的を明確に持って地道に行動し、好機が来るまで諦めないことが大切だ、と改めて感じた後継機選びだった。