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Hondaは「人間尊重」の基本理念のもと、より多くの人に運転する楽しさや、自由に移動する喜びを提供したいと考えています。それは、一人ひとりの快適で安全なモビリティライフを実現することです。その一環として、身体に障害を持つ方々が快適に運転するために、それぞれの身体の状況に合わせてお選びいただける運転補助装置、<Honda・テックマチックシステム>と<Honda・フランツシステム>を開発、販売。 また、介護の必要な方に対応した福祉車両など、Hondaならではのパーソナリティを尊重したさまざまなクルマづくりに積極的に取り組んでいます。 |
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1981年、Hondaはもうひとつの運転の喜びを広げました。 |
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1975年、身体障害者用の運転免許試験車の試作車を、府中運転試験場に納入したことを手始めに、Hondaは積極的に福祉車両開発に取り組んできました。 そしてその6年後、あるプロジェクトがスタート。「両手が使えないけれど、運転する方法はないか。いつもおぶってくれた母を、今度は自分が後ろに乗せて、ドライブに連れて行ってあげたい」。一人の女性からの手紙に応える形で、両上肢障害者のためのチャレンジが始まりました。 技術的、医学的見地から、ドイツで開発された足動運転補助装置に注目。直接開発者であるフランツ氏を訪ね、直々に技術指導を受けたプロジェクトメンバーは、このシステムにHonda独自の技術を加え、<Honda・フランツシステム>を完成させたのです。 しかし当時、両上肢障害者には免許が交付されないという法の壁が立ちはだかっていました。そのため、各自動車メーカーとともに法改正を強く働きかけ、1981年に道路交通法が改正。そして翌年、Hondaは日本で初めて両上肢障害者のための乗用車の発売に至ったのです。以来、Honda・フランツシステム搭載車は、72台※を数え、運転する楽しさと自由に移動できる喜びを提供し続けています。 ※Honda・フランツシステム累計販売台数(2005年9月現在) |
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身体に障害を持つ方々が、便利で快適に運転できるように開発されたのが、<Honda・テックマチックシステム>です。両足の不自由な方のための手動運動補助装置、右足が不自由な方への左足用アクセルペダル、片手が不自由な方へのステアリング旋回ノブ、右手が不自由な方へのウインカーレバーなど、身体の状況に対応するシステムを開発しています。
〔身体の状況に合わせた、その他の機能部品〕
●アーム式サイドブレーキレバー ●イグニション&スタータースイッチ ●オートライトコントロール ●スライド式ワイパースイッチ ●足用ウインカースイッチ ●トランスファーボードなど |
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Photo:オデッセイ |
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フランツシステムは両上肢障害者のための、両足で運転ができる装置です。ドイツのフランツ氏により開発され直接技術指導を受けたHondaが、独自の技術を加え、さらに使いやすいシステムに発展させました。足の前後回転運動でステアリング操作をスムーズに行うことができます。すべてオーダーメイド設計で、免許取得から運転指導まで一貫してサポートしています。 |
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Photo:フィット |
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介護をスムーズに、スマートに、サポートする福祉車両アルマス。 |
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Hondaでは、身体に障害のある方でも便利に乗り降りできる機能を備えた福祉車両アルマスをラインアップしています。 |
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■車いす収納装置はメーカーオプションです。車いすは撮影用。 |
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手軽に出かけるよろこびを。電動四輪車モンパル ML100。 |
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運転免許は不要※。家庭用100V電源で充電が可能です。 ※「モンパル」は道路交通法上、歩行者として扱われます。 |
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Photo:デラックスタイプ | |