The 39th Tokyo Motor Show FACT BOOK
The 39th Tokyo Motor Show 2005.10.19
FCX CONCEPT
家庭での水素供給を実現する、総合的エネルギー供給システムHES。
Home Energy Station
Home Energy Station
■HESシステム概念図 HES System Overview
HESシステム概念図 HES System Overview
■HES主要諸元 HES: Main Specifications
本体サイズ(Main unit)
高さ(Height) 1,100mm
(Width) 1,200mm
奥行(Depth) 725mm
水素製造能力(Hydrogen generation capacity) 3Nm3/h
発電能力(Electricity generation capacity) 5kW
水素貯蔵容量(Hydrogen tank capacity) 5kg
Hondaは、将来の水素社会実現に向けて、家庭で必要なエネルギー(電気、熱、クルマの燃料)を総合的に供給するシステムHES(Home Energy Station)の研究をしています。このシステムは、家庭に引かれている天然ガス(都市ガス)を原料として水素を製造。燃料電池車の燃料(水素)を家庭で充填できるという優れた利便性に加え、HESに内蔵された燃料電池で発電した電気や、発電時の廃熱を利用したお湯を、家庭に供給することができます。このシステムを利用することにより、CO2の排出量を40%削減でき、また家庭で使うクルマの燃料費・電気やガスのランニングコストを50%削減することできます。家庭で使用するエネルギーを総合的に効率良く供給するシステム、それがHESです。Hondaは燃料電池車にとどまらず、エネルギー供給までも総合的にとらえた研究を重ねています。※Honda試算による
夢から現実へ。現実から実社会へ。HondaのFCXは未来に向けてさらに加速していきます。
【Honda FCXの歩み】
1999年9月
純水素、メタノールを燃料にした2タイプの燃料電池を搭載した実験車「FCX-V1」「FCX-V2」を公開。
2000年9月
高効率なエネルギーマネジメントを実現する、ウルトラキャパシタを採用した「FCX-V3」を発表。
2001年9月

航続距離を飛躍的に伸ばした「FCX-V4」を発表。
FCX-V4
Photo:FCX-V4
2002年7月
燃料電池車として「FCX」が世界で初めて米国政府認定を取得。
11月
「FCX」の年内販売に向けて、国土交通大臣認定を取得。
FCX
Photo:FCX
12月
日本とアメリカで燃料電池車「FCX」を納車。
2003年7月
世界で初めて、民間企業へ「FCX」を納車。
10月
世界初、-20℃での始動を可能にした次世代型燃料電池スタック「Honda FC STACK」を新開発。天然ガスから水素を発生させ、家庭への電力供給を行うHESの実験稼働を米国で開始。
Honda FC Stack
Photo:Honda FC Stack
12月
「FCX」が、第80回箱根駅伝の大会本部車に決定。
2004年4月
「FCX」が、屋久島ゼロエミッションプロジェクトに参加。
11月
本格的普及に向けた次の第一歩。Honda FC STACK搭載「FCX」を米国ニューヨーク州にリース販売。世界初、寒冷地への販売を実現。
ニューヨーク州販売合意セレモニー
Photo:ニューヨーク州販売合意セレモニー
2005年6月
「FCX」が、日本で初めて、国土交通省の型式認定を取得。世界で初めて、個人客に「FCX」をリース販売開始。
Spallino家と「FCX」
Photo:Spallino家と「FCX」

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