The 35th Tokyo Motor Show 2001 - 2001.10

Fit FACT BOOK
環境技術 Environmental technology
Honda e-Tech
走り楽しく、環境にやさしく。Hondaの環境技術「Honda e-TECH」。
すべての製品の生産から廃棄まで、さらにHondaがかかわる全活動において、高い環境意識と独自の視点が生み出す技術。それがHondaのエコロジー・コンシャス・テクノロジー、e-TECH(イーテック)です。クルマの楽しさとともに、環境へのやさしさも追求していく。Hondaはこれからも積極的に環境問題と取り組んでいきます。
工場でも環境活動をしています。
「グリーンファクトリー」をめざし、国内全工場と海外主要生産拠点でISO14001を取得しました。 GREEN FACTORY
リサイクル率を向上します。
設計・製造・使用・使用後までの各段階でリサイクルを徹底。材料リサイクルの研究や易解体・分解設計の採用で、限りなく100%に近いリサイクル可能率とゼロ廃棄物を実現します。 RECYCLE
i-VTEC DOHC 高出力と低燃費、排出ガスのクリーン化で、走る楽しさを創造。21世紀を見つめた新世代エンジン、DOHC i-VTEC。
VTEC技術を進化させ、新たに吸気バルブタイミングの位相をエンジン負荷に応じて連続的に制御するVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)を組み合わせた先進のシステムです。豊かなトルク、低燃費、低排出ガスという相反する課題を、このバルブコントロール技術でクリア、高い次元で達成しました。さらにロータリーバルブ式可変管長インテークマニホールドを採用し、豊かな低・中速トルクと高回転・高出力の両立を実現。また排気ガスのクリーン化のため、後方デュアル排気システムとリーンバーン対応NOx吸着型キャタライザーを採用。2つを合わせ、優-低排出ガス認定基準をクリアするクリーン化を実現しました。加えて高剛性ロアブロック構造、2次バランサーの下置き配置、カム駆動へのサイレントチェーン採用などにより、エンジン本体の軽量・コンパクト化とともに、きわめて高い静粛性も獲得しています。
i-DSI 世界最高水準の低燃費を実現。高出力、低排出ガス、コンパクトな新世代エンジン、i-DSI。
エンジンの理想である急速・完全燃焼を徹底的に追求した新世代エンジン、i-DSI。その最も大きな特長は、各気筒の吸気側と排気側にそれぞれプラグを配置した、ツインプラグレイアウト。吸気側の点火タイミングを最適にコントロールし、燃焼室内での全域急速燃焼を達成。これにより、少ないガソリンを高効率で出力に変えることができ、低燃費を実現しました。また後方排気システム+斜流コンバータ触媒の採用で、排出ガスのクリーン化を実現。さらにエンジン本体もバルブの狭角化、樹脂製インテークマニホールド採用などにより、燃焼室のコンパクト化を達成。各部の性能を高めながら、大幅な軽量・コンパクト化を実現しました。
パワーユニットで環境問題に取り組んでいます。

iシリーズ エンジン Honda IMAシステム 燃料電池システム 図

前ページ前ページ前ページ 目次次ページ 次ページ次ページ