Dio M.A.-C.ABS・ST1100 Pan-European CBS-ABS
- 1995.12
前・後輪連動ブレーキ部分の「New Dual Combined Brake System」は、CBR1000Fに搭載した「Dual Combined Brake System」の各部の軽量化にあわせ、ペダル操作時、低入力域の前輪制動力の立ち上がりを遅らせるディレイバルブを設けることによって操作性をさらに向上させました。
さらに、ABS部分の「New ABS」は、ブレーキ液圧を調整するモジュレータを小型・軽量なモーター駆動型とするとともに、ファジー推論を利用した制御を行うことにより、ABS作動時の車体コントロール性をさらに向上させました。以上によって現行ST1100搭載のABSとほぼ同じ重量で、前・後輪連動ABSとしての効果が得られるシステムとなりました。 |
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「T.R.-C.ABS」システム図 |
システムの効果 |
前・後輪連動ブレーキとスムーズな作動のABSの組み合わせにより、様々な走行条件の下で“より簡便な操作で、より短い距離で停止する”ことが可能となりました。 |
路面 |
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アスファルトドライ |
初速 |
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80km/h |
試乗者 |
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社内テストライダー |
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全制動(ABS作動)による制動距離比較 |
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