MC-A.L.B. - 1987.10

Technology
MC-A.L.B.
 
構造と作動原理

4 フライホイール回転センサー部構造
 このMC-ALBの重要機能をになうフライホイール回転センサーは、車輪の速度変化を検出し、それをボールと一対の斜面によりバルブ作動力に変換する働きをします。斜面の作用を(図-10)に示します。
 作動の安定確実さを得るため、摩擦材に特殊高分子材料を用いた定トルククラッチを併用しています。

フライホイール回転センサー部構造   (図-10)回転センサー原理図
(図-10)回転センサー原理図

5 モジュレータ部構造詳細
 液圧モジュレータ部は、
ダンプバルブ
エキスパンダーピストン
カットバルブ
ポンプピストン
を主要構成部品として、コンパクトな配置を行っています。
  モジュレータ構造
モジュレータ構造

6 車輪への装着状態
このMC-ALBユニットは、前後輪ともホイールハブ内にコンパクトに配置しています。

後車輪部   前車輪部
後車輪部 前車輪部



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