SILVERWING Slasher - 2001.04

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パワーユニット(2)


●電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)
 燃料供給には、電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を採用しています。最新のECU(電子制御ユニット)により、デュアル・インジェクターを精密にコントロール。力強く敏速なレスポンスを実現するとともに、発進・加速時の出力特性を大幅に向上させています。さらに、ECUに備えられた先進回路によってPGM-FIとデジタル点火制御機構を一体化。速度や温度、スロットル角度などをECUが正確にモニターすることによって、最適な燃焼コントロールが可能となり、いかなる天候や走行状況にも迅速なレスポンスを発揮できるようになりました。
 これらは、燃料消費の低減を実現するほか、排出ガス中に含まれる有害物質も削減しています。

PGM-FI

●エア・インジェクション・システム
 シルバーウイングには、エミッション削減に効果的なエア・インジェクション・システムを搭載しています。これは、各シリンダーの排気ポートに新鮮な空気を送り、燃え残り成分を含んだガスの燃焼時間を延長させ、完全燃焼に近づけるというものです。これによって排出ガス中の有害物質が大幅に削減し、国内の排出ガス規制をクリアしました。

●低排出触媒システム
 エア・インジェクション・システムの効果をより向上させるのが、排気系内に設置された高能率触媒成分です。これにより一酸化炭素(CO)炭化水素(HC)の排出レベルは、将来ヨーロッパに導入されるEURO-2規制値よりも低く抑えるとともに、国内排出ガス規制値の約1/2レベルを実現しています。


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