パワーユニット(10)


[CRF250R]

ミッションギア

 モトクロスではタイムアップのため、クラッチを切らずにシフトチェンジするパワーシフトが多用されます。その際の引掛かり感を緩和するため、ミッションギアのドッグ部を3個から4個へと変更しています。スムーズなギアチェンジは、タイムロスを最小限とし、コンマ1秒を争うレースでの優位性を高めます。



シフト機構
 シフト機構では、ドラムストッパーアームのローラー径、ドラムストッパーアームスプリングの取付けトルク、シフトカムのローラーポケット径、そしてシフトドラムのリード溝角度など細部にわたって最適化を図り、チェンジフィーリングを一段と向上させています。



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