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パワーユニット(8) |
[CRF450R] インテークシステム エアクリーナーボックスとスロットルボディーをつなぐコネクティングチューブは、従来リアサスペンションのスプリングを迂回する形状でしたが、リアサスペンションのレイアウトを見直すことで、ダンパーケースのみを迂回するだけの、よりストレートに近い形状とすることが可能となり、吸気効率が向上。パワフルで扱いやすいエンジン特性に貢献しています。 さらにエアクリーナーボックスは、リアサスペンションを車体前方方向に配置したうえ、剛性バランスを見直した新設計のリアフレーム形状により、ライダーの動きに影響する横幅をスリムにしながらも容量拡大を図り、エンジンの出力特性向上に寄与。同時にリアフレームクロスパイプを後方に移動することにより、エアクリーナーエレメント取出し口を拡大し、メンテナンス性を向上させています。 また、サイドカバーに設けたエアインテークダクト、エアクリーナーエレメントともに、インテークシステムに最適な形状とするため新設計しています。 | ||
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エキゾーストシステム 排気系ではマスの集中化を図るため、前方に配置した新設計のダンパーケースを備えるリアサスペンションと剛性バランスを見直し、ロアパイプを上方にレイアウトしたリアフレームにより、マフラーの取付け位置を2008年式モデルに比べ前方に115mm移動することを実現。同時に、低・中・高速域の最適な出力特性を実現するため、エンジンの排気ポートを左側に変更することでエキゾーストパイプに適切な長さを確保しています。 そしてマフラーにチタン材、吸音材には耐劣化性に優れ、軽量化にも貢献する交換可能な長繊維グラスウールを採用することで、騒音規制に適合しながらも、軽量化を図っています。 | ||
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