CRF150R - 2006.09

 

パワーユニット(4)


■トランスミッション

 幅広いエンジンパワーバンドの有効活用と、必要最小限のシフトチェンジを目指すとともに、エンジン出力を効率よく路面に伝達させるために、5速マニュアル・トランスミッションを採用しました。メインシャフトとカウンターシャフトに対し、それぞれ独立した2本のシフトスピンドルを装備することで、操作性を向上しています。





■オートデコンプレッションシステム

 スムーズなエンジン始動を促すオートデコンプレッションシステム(自動減圧機構)には、「CRF250R」譲りの軽量でコンパクトなピン回転式を採用。適度な踏力で素早くエンジンを始動させることができます。また、ハンドルバーのクラッチレバーブラケット部にホットスターターレバーを備え、キャブレター内のガソリン混合比を最適に制御し、エンジン熱間時の始動性を向上しています。

オートデコンプレッションシステム
オートデコンプレッションシステムを
内蔵したカムシャフト
ホットスターターレバー


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