サスペンション


■サスペンション
 フロントには高剛性の43mmフルアジャスタブル倒立フォークを採用。伸び側と圧側の減衰力を無段階に調整できるH.M.A.S.(Honda Multi-Action System)ダンパーを組み合わせ、優れた車体安定性と応答性を実現しています。また、フロントフォークの左右のスパンを10mm狭くすることで、慣性モーメントと剛性の最適化を図り、応答性に優れたセッティングとしました。リアには、ショックユニットをスイングアーム上部とロアーリンクのみでマウントし、フレーム上部とは直接リンクしていない構造を持つHonda独創のユニットプロリンクサスペンションを踏襲しました。コーナー脱出する際の加速時に、路面の変化の影響を受けにくく安定しているため、加速しながらも曲がれるような高い旋回性を発揮します。また前・後サスペンションとも、フルアジャスタブル機構を標準装備しています。
* 2007年モデル比





■HESD
 CBR600RRにも採用されている小型・軽量タイプの電子制御方式の油圧ステアリングダンパーHESD(Honda Electronic Steering Damper)を搭載しました。車速やスロットル開度をセンサーが感知してECUでダンパーの減衰特性を制御することで、低速走行時には軽快な取りまわしを可能とし、高速走行時では路面からの外乱を抑え、ハンドルシミーを抑制し、安心感の高いハンドリングを実現します。




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