CBR1000RR - 2006.02

 

シャーシー(4)


【ブレーキシステム】
 New CBR1000RRでは、フロントディスクブレーキのディスクローター径を従来モデルの310mmから320mmに大径化しながら、厚さを5.0mmから4.5mmに薄肉化。有効面積と放熱面積を拡大することで制動性能を5%高めつつ、軽量化(約300g)を実現しました。またマスターシリンダーのオイルカップの形状を変更し、ねじ込み式のプラスチック製に変更。これらの変更により、軽量化に加え、さらに高効率かつ応答性とコントロール性に優れた、安心感の高いブレーキ性能を実現しています。さらに、ブレーキキャリパーのパッド裏に備わるステンレスのシム形状を変更し、制動初期の食いつきを穏やかにしています。
 リアブレーキでは径220mmのディスクローターを採用し、ニッシン製の小型・軽量の新型シングルポットキャリパーを装備。このキャリパーはピストンサイズを従来モデルの38mmから30mmに下げ、マスターシリンダー径も15.8mmから14.0mmに変更しています。





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